76.噛み猫矯正術

 見るとモフりたくなるドンごろーのお腹ですが、実は子猫の頃は触れませんでした。今のユル〜イ姿からは想像できない噛み付き魔だったのです。とにかくすぐ噛む子で、人間が困るだけでなく他の猫にも避けられていました。

 対処法としては噛み付く度に猫を置き去りにして、さっさとその場を去ります。足にまとわりついて来ても振り切って立ち去り、しばらくは相手をしません。これを徹底して繰り返します。(家族全員がやらないとダメですよ)

 ワンちゃんのようにクリッカー訓練をする方法もあります。噛んでいる猫が口を離した瞬間に、クリッカーを鳴らしてオヤツをあげます。噛むのを止めると褒めてくれると判らせるのです。(多頭飼いだと一匹だけ分離して教えるのが難しいの) どちらの方法も頭のいい子なら数週間で、ドンごろーの場合は一年以上かけてママがしつこく教えました。

 だいたい躾の上手く行かない飼い主というのは優しい人です。この訓練の場合は、小さな子が遊んで欲しくて甘えているだけなのに、構ってやらないのが可哀想になります。ママのように“非情な女”でないと無理だと思うでしょう。でも噛まなくなると、スキンシップが思いっきり出来るし「ドンごろー危機一髪」のような事態(異物誤飲)に、すぐ口を開けて確認出来るのです。おかげで今はドンのお腹だって、モフりたい放題ですよ。(モフってみたいでしょ?)

 ママはガンちゃんが小さい時 薬をやろうとして噛まれ、手のひらに穴があいた(!)事があります。

 ゴンゴンに至っては、毎日全身をバリバリ(!)しまくってくれました。

 どちらも頭の良い子なので訓練は簡単でしたが、皆を噛みまくって孤立したコバンのケースでは、ママが教えるだけでなく、ダンゴ君を投入してお友達との付き合い方を覚えてもらいました。

 あえてお腹や足など全身を触りまくり、口の中にも指を突っ込み、アグアグさせて慣れさせます。毎日これをやり続け、噛まないように教えたら、あなたの猫も「猫ぐるみん」です。

 ウチではどの猫でもオーケーですよ。

 モフモフしましょ。モフりましょ!

2017-03-20 19:36 

76.噛み猫矯正術」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    ドンちゃん、幼い頃は「噛み付き魔」だったのですね。
    「さっさとその場を去り・・・」なる程です。
    噛む事を習慣化させない方法としては、良い方法ですね。
    小生は、噛まれた時に大きな声を出して、その後放置プレイ。
    現在は噛む事はしなくなりました。噛んでも甘噛み程度。
    ガンちゃん・ゴンちゃん、鋭い牙を持っていそうですね。危険!!
    バンちゃんにダンちゃんの「お友達との付き合い方」も納得です。
    モフモフ、小生猫は基本的に嫌いですが・・・
    ボスママは時々顔を埋めています(爆)猫は固まっています!?(=^・ェ・^=)

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    1. Bossさんのやり方で良いんです😀
      噛まれるとニンゲンが痛いからではなくて😫口の中の様子を調べるとか全身の健康チェックができるように噛まない躾をしておきます🙂
      ゴン・ガンコンビが仔猫の頃は毎日キズだらけになってました😓野生的な種では特に大事な躾なのです😐
      モフモフは嫌いな子も多いんですよ〜😅特におんにゃの子はやたらと触ると怒ります😓
      ボスママさん“猫吸い”するんですね😄実は私も時々やってまーす🤣

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