186.女王様と従者たち

 おデン様はいつも のほほんとしていて、悩みがあるようには見えません。「何を言うか! わらわの苦労が分かっておらんの」「我が国はスットコランドと言うだけあって、我が家臣にもスットコドッコイしかおらぬのじゃぞ」

「コバンはわらわが休んでいるあいだ しっかり警戒しておったのか?」「ははっ! 拙者に抜かりはありませぬ」

「どのように抜かりなく警戒しておったのじゃ?」「結界を張り巡らせて誰も出入り出来ぬようにしたのでござる」「⋯それをやると わらわも出られぬのではないのか?」「えっ!オーデン様そこからお出になるのでござるか!?」「⋯⋯」

「ダンゴ 本日の状況報告をせよ」「はい!国内に特に変わったところはー、その、あのー、そこで飛んでいるものは何でしょうか?」

「お屋形様見て下さい!白いヒラヒラしたものが飛んでますよ」「ダウンベストから出た破片ではないのか?」

「わー!面白いだなぁ。あれは何ずら?」「ふわふわ浮かんでいるだよぉ」「だからダウンの破片だと⋯」「やれやれ⋯こやつらが わらわの親衛隊とはな」

「おお!門番帰ったのか?」「わらわは大変じゃったのだからな。苦しゅうないぞ。気がすむまで撫でるが良い」
 大変だったのは出張に行っていたパパの方なんですけどね〜。

2018-11-12 21:41 

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