400.ゴンなめ・ゴンずり・ゴンぜまり

※タイトルは魚などの名前とかスポーツの戦法とかではありません。

 ゴンゴンがガンちゃんをナメまくっています。ガンちゃんはコレが親愛の証だと知っているので、しつこくても耐えています。

 ゴンゴンがボンにゃんに頭突きしています。ボンにゃんはコレが挨拶のつもりだと知っているので、顔をしかめながらも耐えています。

 ゴンゴンがドンごろーに噛みついています。ドンごろーはコレが毎日の挨拶代わりだと知っているので、耐え⋯⋯ませんよ。この後闘争に発展します。

 ゴンゴンがパパにずりずりしています。パパはコレが親愛の証だと知っているので、しつこくても耐えています。

 ゴンゴンがママにずりずりしています。ママはコレが何かイタズラをして怒られそうな時の態度だと知っているので、耐え⋯ませんっ!

 ゴンゴンはウチに来るお客様や業者さんにもずりずりします。猫好きでなくても側に居るママに気をつかって、皆さん耐えるしかありません。

 このおにーさん(J:COMの端子交換に来た人)は、撫でてくれましたよ。ゴンは嬉しくてゴキゲンです。

 ゴンゴンは写真を撮っているといちいち割り込んできて、何がなんでも自分も入ろうとします。

 ゴンゴンはカメラを構えているだけで、ずんずん迫ってきてレンズを塞ぎます。

 ゴンゴンはママが忙しくて無視していると、いつまでも鳴き続けて無茶苦茶やかましいです。

 根負けしたママがコーヒーブレイクにしたので、ゴンはママの手を舐めまくっています。ママはコレが親愛の証だと知っていても、しつこいと怒りますよ〜!

2022-12-05

380.ベタベタべったり

 今日も朝からゴンゴンが、ママを大声で呼び続けています。「オカ〜ン オカン!」「オレを抱っこしてもいいんだぜぃ!」「今忙しいからね」ゴンは一番年上なのに、一番甘ったれなのです。「暑いんだからあっち行きなさい」「オレは全然平気さっ」「オカンにピッタリくっついててやるよぉ」暑苦しくてありがたメーワクです。

「オカーン!」「オカンてばさー!」家中追い掛けて来てまとわり付いて、たまりません。

「オレここにいるよ」「オレいるんだよー!」「オレを抱っこしたいだろぉ?」ゴンはしつこさがハンパないのです。

 あまりにうるさいので耳を掴まれました。しかしつまみ出されても、速攻で戻って来ますよ。「オレ オカンに抵抗はしねーの」

 そしてまたすぐに邪魔をします。「オカン オレここに居るって知ってる?」「そこに居るとモニターが見えないでしょ」顔をずんずん突き出して迫ります。「オレここっ!!」

「オカン⋯」「オカン⋯?」 いつまでも構ってもらえないと、他の猫をイジメるかイタズラを始めます。仕方ありません。いつもママが根負けします。

 膝に乗せてもらったのに、さらに抱き上げてくれるようせがみます。「オカン抱っこー」「お願いだからさー!」騒ぎ続けてうるさくてくつろげません。

 抱きかかえてもらって、思う存分肉球チュバチュバしたら、やっと満足したようです。

 ママと一緒にしばらくTV見物して、気が済んだらどこかに寝に行きます。自分の睡眠は絶対邪魔させないヤツなんですよ。

2022-07-08

350.哀しみのゴンザレス

※タイトルに意味はありません。

 ゴンゴンはあまりにもママの邪魔ばかりするので、自分がイタズラしていたガムテープを、頭に貼られてしまいました。

 ゴシゴシして剥がそうとして、余計しっかりくっつけてしまったようです。

 猫ドリルでプルプル振り落とそうとしても、もちろん取れません。

「何かあったんですかぁ?」「どうしたのですか?」ダンゴ君とガンちゃんが様子を見に来ました。

「こっ⋯これは⋯」「未知の寄生生物ではありませんか!?」「体内に侵入して乗っ取るエイリアンですね!」違いますよっ! 脅かすのヤメなさい。

 コバンとドンごろーも調べてみます。「う〜む。これは誰か敵の陰陽師が放った式神かもしれませぬな」「呪いのこもった札の可能性もあるでござるよ」「ゴンゴンはいろんな奴に恨まれてっからなぁ」「呪われちったずら〜」脅かしちゃダメだってば!

「ひえぇぇぇ〜」

 ゴンはすっかり怯えてしまったようです。

「ゴンゴン何やってんのっ!?」ボンにゃんも来ましたよ。

 行きつ戻りつするので、おデン様は呆れていますね。

 全員で対策会議が開かれます。「放っときますかぁ?」「取れねぇずらよぉ」「どうしましょうか」「面白いんじゃない?」「拙者は関わりたくないのでござる」(コバンは左上の箱の上に居ます)「大騒ぎするほどの事態ではなかろう」おデン様の冷静な判断で、そのまま解散になりました。

「いーんだいーんだ。どうせオレは嫌われ者さっ」「オレは橋の下で拾われた子だしさ」「オカンもみんなもオレがどーなってもいーんだ」「オレはもうおしまいなんだぁぁ!」大げさにスネています。

2021-12-17

321.にゃほん昔話・巣床村のゴンガン爺

 昔々その昔。巣床村の猫浦ちゅう所に、子育て上手な二匹の爺さんが住んでおってな。

 次々に里子を預かっては、面倒をみておった。

 ガン爺さんは賢くて、ゴン爺さんは悪賢く⋯。

 たとえばメシの時に、ガン爺さんは自分の皿を譲って仔猫に先に食わせてやり、ゴン爺さんは仔猫から横取りして自分が先に食っておった。

 ガン爺さんは仔猫をよくしつけて、色々なことを教えてやり⋯。

 ゴン爺さんは仔猫をよく焚き付けて、色々な悪事を教えてやり⋯。

 ゴン爺さんにそそのかされて、ゴミ漁りが見つかり大目玉を食らった者や、進入禁止の蚊帳の中に誘い込まれて絡まっておった者など、皆が悪い事をすればひどい目にあうと、身をもって学ばされていたのじゃった。

 ガン爺さんは、仔猫達が大きくなっても、相変わらず可愛がってやり⋯。

 ゴン爺さんは、仔猫達が大きくなったら、別の意味で可愛がってやっていた。

 そして二匹は今でも、巣床村で幸せに暮らしているそうな。
 めでたしめでたし。

2021-06-05

266.愛の押し売り

 オレは孤独なオトコだぜ。報われない愛に生きる 悲しい放浪者なのさ。

「おデン! オレの愛を受け止めてくれ〜」「やめんか! 馬鹿者っ!!」

「ダンゴっ! オレはオスでも構わないぜっ」「僕はお断りです。寝入るたびに襲うのはヤメて下さい」

「ちっ! オレ様の愛を拒否するとは⋯価値の分からない奴らめ!」アンタにはガンちゃんが居るじゃない。

「ソレとコレとは別だから〜」「トモダチの出来ないガンが かわいそーだからくっついてやってるワケでー」へ〜〜ぇ。逆だと思ってたけど。「オレはみんなに好かれてるのっ」「オカンだってオレが特にお気に入りなんだぜ」

「な〜ぁオカン」「オレ可愛くってたまらんよなぁ」

「オカン! オカン? オレを愛してるよなぁ」「もう愛しまくってるだろ?」「なぁオカン?」

「オカン⋯」「オレを置いてどこいくの?」「オレを捨てないよね?」ママはゴミ出しだって。すぐ戻って来るわよー。

「オカ〜ン!」「オカン!」「オレずっと待ってたよ!」「待ってたんだよー!」

「オカン〜〜!」

「オカ〜ン やっぱオレが一番だなっ?」「オレ様の“アンヨちゅばちゅば”は特別シアワセな時間だよなっ」「なっ? オカン♡」 
 シアワセなのはアンタの性格よ〜。

 

2020-04-17 19:32