235.主役はアタチ!

♪でぇええぃ らぁあぁぃ〜!♫

「なにごとずら!?」

「どしたんだよ!」「誰か悲鳴を上げておるぞ!」「不吉でござる!」

「あれはボンさんが歌の練習してるんですよ」「ミュージカルのオーディション受けるんだそうです」

♪めぇぇもぉりぃぃ〜!♫

「ボンが大変です!」「絞め殺されそうな声が⋯」

「発声練習だそうでござるよ」「ビョーキじゃないのでござる」

♪おにぇぇがぁいぃぃ〜!♫

「耐えるしかねーのか?」
「耐えるのじゃ」

「あの子の将来が心配になりました」

「うんっ! ノドの調子はバッチリ!」「主役はもらったわっ!!」
 顔とダンスは“バッチリ”なんですけどねー。

2019-09-27 19:02

203.添い猫ねこネコ

「アタチはボニー・アン・ホワイト」「小さくても大人の女よ」「なんでみんなアタチを子猫扱いするのかしらっ」

「よぅ! 白玉鳩子ちゃん」「誰が白玉鳩子なのよっ!」「オイラが添い寝してやるっちゃ」「あんたガンちゃんじゃないでしょ」「なぁに言ってるっちゃ。グフフ殿下に決まってるっちゃよ」

「ちっさな頃から添い寝してやってただべ?」「もう添い寝なんていらないのっ。アタチはとっくに大人なのよ」

「これ侍女!」「誰が侍女なのよっ!」「わらわのベッドで一緒に寝ても良いのだぞ」「もう一緒になんて寝ないわよっ。アタチはひとりでいいんだってば」

「いつもくっついて寝てやっていたではないか」「アタチはずっと前から大人なのっ」

 あれぇ? だけどボンにゃん毎晩パパの上で寝てるんじゃないかなぁ。「ととちゃまが寂しいからよ。アタチが添い猫してあげてるのっ」

「ととちゃまはアタチが守ってあげなくちゃいけないのよ」そう。偉いわねぇ。でも誰から守ってるの?

「モチロンかかちゃまからよっ!

 エェーーーッ !?

2019-02-28 21:31

185.キューティ・ボニー

 とっても小さなボンにゃんは、気が強くて怖いもの知らずな性格です。キュートな容姿に似合わず、しょっちゅう他の猫達を威嚇して歩きます。

「何よアンタ!」「ぼ、僕もご飯が欲しいです〜」「アタチが先に食べるのよっ!」

「そこどいてよぉ!」「横を通れるのではでござらんか?」「アンタ生意気よ! そっちがよけるんでしょ!」

「これはアタチがもらっとくわ」「ボスのオラのだべ?」「アタチが欲しいものはアタチのなのっ!」ドンごろーにまで喧嘩を売っています。大丈夫でしょうか。

「ふんっ! ドンなんて どうってコトないわ」「アタチにはととちゃまが付いてるのよ」

「来ないでよー」「私も横でくつろごうかと⋯」「アタチはひとりがいいのっ!」

「アンタ邪魔よ」「突然なんなのじゃ。無礼者っ」「威張ってんじゃないわよー!」優しいガンちゃんや、おデン様にまでその態度ですか?

「オマエいい加減にしろよー」「ほっといてよバーカ」ゴンゴンも呆れていますね。

「アタチはととちゃまのお気に入りなのっ」「すんごく可愛いって言ってくれるんだからぁ」そーね。いつも可愛いって言ってるわよね。でもパパが出張で居ない間はどーするのかな?

「え??」「ととちゃま居ないの?」「うそっ⋯!」

2018-11-06 21:08 

159.いつも誰かが愛してる

 好奇心の強さでは誰にも負けないボンにゃん。彼女も届いた荷物チェックは必ずやります。

 自分のおもちゃに出来ない物だと分かると、すぐ行ってしまうドンごろーと違い、とことん調べて回ります。

 ひとつひとつ中を覗いていますね。

 家具の内部も点検しますよ。

 でも他の子に邪魔されると不機嫌になります。「オレも入れてくれよ〜」「やだっ!」

「乳母の衣装なら、わらわが見立ててやろう」「アタチが先に見てたのにぃ⋯」

 面白くないのでパパに甘えようとしたら、座った位置が問題だったようです。

 脇の猫ハウスに移されて、ふて寝していますね。

 いつまでたっても構ってもらえないからと、ママのお布団乾かしの邪魔をしに来ました。ママにも「どきなさい!」と言われて怒っていますが、あなたを可愛がってくれるのはパパだけじゃないはずです。いつも見守ってくれる誰かを、忘れていませんかぁ?

2018-06-08 19:44 

※写真のスノードーム→ https://coolsnowglobes.com/ 子供用家具→ https://ete-box.com/

128.ニャンダーウーマン

 正義の味方「ニャンダーウーマン」です。ただし彼女の“正義”は自分の好き嫌いで決まります。嫌いな奴は問答無用で、全員悪役になるのです。

 彼女が守るのはゴンゴンです。ゴンがボンにゃんを守るんじゃありませんよ。逆なんです。

 “悪の総帥”ドンごろーとゴンが戦っていたら、後ろから高速パンチで加勢します。速攻で逃げてしまうので、ぶちぶちされたドンには相手が誰か分かりません。

「いったい誰ずら?」

 もう一人の“悪役”ダンゴ君とは、宿命の戦いを繰り広げます。

 大騒ぎの後怒られるのは、決まってダンゴの方なのです。

 大好きなととちゃまは、どんな時でもボンの味方になってくれます。

 いつか“ラスボス”かかちゃまを倒す日まで、彼女の戦いは続きます。
 とりあえず毎日かかちゃまの足で、爪を研いでおきましょう。

 ウチで一番小さくて一番勇気ある(無謀な性格ともいう)ボンにゃんは、今日も人知れず“正義の戦い”を繰り広げているのです。

2017-11-23 20:30