332.魂抜け開眼睡眠術・第二回演武会

 今回の開眼睡眠術も、まず第一人者“マムシの権三選手”から披露してもらいます。

 後脚を抱えた「チラ見の形」から、お手手を伸ばした「招き猫の形」へ、しっかりとキメました。

 次は前回“他猫疑惑で失格”した“星空頑四郎選手”が、雪辱を誓って登場です。

 まずは「二匹一体睡眠の形」そして⋯。

 おぉ!これは素晴らしい!! 開眼睡眠のお手本のような「片目見開きの形」をご覧下さい。

 こちらは観客人気ナンバーワンの“巣床の鈍五郎選手”ゴロンチョのひねり技も入れて来ましたねぇ。

 さらにトドメは「微笑み交信脱力の形」力の抜け具合が絶妙です。

 そしてこちらは“巣床院お伝選手”⋯??「たわけ者! わらわは起きておるわっ」失礼致しました〜。

 や、しかしこちらは完璧に参加中です。“白玉小ぼん選手”「前脚揃え半隠れの形」キマっています。

 “小判蛮八選手”は「放心片手下ろしの形」寝返りを打ったら落ちそうな場所に緊張感が高まります。

 最後は“煙の弾九郎選手”の得意技「見張ってるフリ転がりの形」この出来映えは、毎日よく練習している証ですねー。

2021-08-14

※丸い塔のある洋館シリーズの最初の話「迎え火」長い年月の封印を解いて、ついに「薄闇怪談」にアップしました。何も異変が起こらなければ続いて後編も掲載予定です。
※後編「送り火」も無事公開出来ました。

331.猫風鈴 入荷しました

「暑中見舞い2021」の猫風鈴に、たくさんのご意見・ご苦情を頂き、ありがとうございました。

 要するに“怖い”という方が多かったので、作り直してみました。

コレでどうでしょう?

 アドバイスに沿って頭を大きくし“首吊り”に見えないようにしましたよ。

 ドンごろーに売りに行かせますので、近くを通りかかりましたら、ぜひお買い求め下され。

2021-08-05

329.暑中お見舞い申し上げみゃす・2021

 風鈴売りに出かけたドンごろーが、戻って来たようです。今日はよく売れたのかな?「にゃんこのヤツは、ひとつ残らず売れたずら〜」

 完売したのはコレです。

 もともと風鈴は、魔除けとして吊るされたものです。「ぶんぶん猫風鈴」は特に、邪気払いに効果があるんですよ〜。

 まだまだ我慢の夏ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ぶんぶんキャッツから暑中お見舞い申し上げみゃす。

2021-07-27

327.ピカピカ・ドッカーン!

 梅雨末期の天候不順が続くスットコランドに、怪しい黒雲が近づいて来ました。

「この光はなにっ!?」ボンにゃんが異変に気付きます。

「これはイナビカリじゃな!」おデン様は窓から離れます。

激しい雷雨になりました。

ドッカーーン!!

 ダンゴ君は固まってしまい声も出ません。「あ⋯ぁ⋯⋯!!」

 ゴンゴンは、いち早く安全な場所を確保しています。「オレ繊細なんだからさぁ。勘弁しちくれよぉ」「こえーじゃねぇかよぉ〜」「やめちくれよぉ〜」

 しかし雨も雷もますます強くなり⋯。

「雷獣が近くに落ちたようでござるな」「帝国軍の爆撃ではありませんか?」こちらは押入れに避難したコバンとガンちゃん。

 そしてドンごろーは玄関で⋯。

 アンタそんなとこで何やってるの?「え、いや⋯なんつぅかその⋯」「オラはお外の様子を確かめて来ようかと⋯」

 外は水浸しだし、危ないから出ちゃダメよ。お部屋に戻りなさいっ。

「う、うん」「戻りたいんだけど オラ⋯」腰が抜けちゃったみたいですねー。

2021-07-14

325.猫屋敷の怪・もっともっと

 猫屋敷の脇の運河では、不思議なものをよく見かけます。

「ボク落し物でーす。誰か拾ってくれませんか?」
未確認物体漂流中!

 この白っぽい物(右中央)は木の枝かと思って見ていたのですが、クネクネと泳ぎ回ったのち潜って行きました。雨で暗いので、解像度を上げてもよく見えません。

 猫屋敷の中では、コバンが邪悪な影に襲われています。「な、何でござるかっ!!」

 おデン様は、謎のまっくろくろすけの出現に、困惑のご様子。「なんじゃコレは?」

 キッチンではボンにゃんが降ってくるので、ドンごろーとダンゴ君が驚いていました。「なんずらぁ!?」「どしたんですかっ!」

 ドアの下の隙間には、異界へと誘う妖怪のお手手が⋯。

 お布団の下にも潜んでいるので、ゴンゴンが見張っています。

 こちらではダンゴ君が、勇気を出して触ってみました。「こ⋯これは⋯」

 ゴンの背後からは、オニが覗いていますし、前に居るコバンのほっぺたが、半分に切れているのも気になるようです。「アイツ変じゃね?」

 考えてもよく分からないので、ガンちゃんの生首に寄り添って、眠ることにしました。

 運河ではオバケが笑っていましたよ。

2021-07-03