
ママが子供時代の家には柴犬や鯉がいて、ママ自身は金魚・インコ・ハムスターなど色々な動物を飼って来ました。最初の仔猫は40年以上前に道で拾い、連れ帰る途中で逃げられたのに、2日後に何故か家の前に座っていました。以来自分で飼ったのは10匹で、それ以外に母の所や祖母の家の猫合わせて10匹程とも、それぞれ同居していた時期があり、散歩途中に仲良くなったノラも20匹以上います。色々な子を見て思うのは、猫はみんな全然違うという事実です。

母が飼っていたある猫は、狩り上手でモグラや鳩などを採っていました。しかしある日、どこからか焼きたてのサンマを咥えて来たのには困りました。それでも近所の人には「この子が来てくれるおかげでネズミが居なくなりました」と感謝されたりもしたのです。

祖母の家にいた大きなオス猫は、目の前の港に停泊していたヨットから、2匹のメスを誘って連れて来ました。ヨットの人が、猫の居ないのに気付いたかどうかは分かりません。数日後に出航してしまい、残された猫達はずっと祖母の家で暮らしました。このメス達は食事の時間になると、友達のノラも呼んで来てみんなで一緒に食べていましたよ。

猫というのは可愛がってあげても出て行ってしまう場合があり、逆に呼んでもいないのに勝手に住み着いてしまう子がいます。複数の家に通ってゴハンをもらう奴がいると思えば、絶対に懐かない者もいます。

ぶんぶんキャッツも、みんなそれぞれにおバカで困り者ですが、猫はそれで良いのです。
2017-04-20 23:00