316.おニューハウスに替えたのは⋯

「また新しいハウスが届いたんだなっ♡」早速ゴンゴンが居心地を確かめています。

「この“脱出カプセル”の性能を教えて下さい」ガンちゃん ソレ脱出カプセルじゃないから〜。

「何年も前にゴンゴンが、わらわのキャリーのドアを壊しての」「おデン様は、壊れたまま我慢してお使いでしたね」「コバンのキャリーの方は、まだ新しいうちに取っ手を噛み切られたのじゃ」「そっちもゴンの仕業でした」

「ドンごろーのお気に入りキャリーは、覗き窓を破られてビリビリになってしまっての」「すべてゴンのせいで使い物にならなくなったのですね」「乳母がやっと全部買い替えてくれたのじゃ」

「オレ様は生まれついてのクラッシャーなのさっ!」「ゴンゴンさん電車の屋根に乗ると怒られますよー」奥でダンゴ君が心配しています。

 まだ使い始めて2週間なのに、すっかり潰されてしまいました。

 こちらではコバンが自分の新しいキャリーをチェック中。ガンちゃんは上から、不思議な覗き方をしています。

「こっ、コレはタイムマシンというものでござるかっ!?」違います。

「コバンは相変わらずおバカねっ。コレは脱出カプセルだってガンちゃんが言ってたじゃない」違いますよっ。「緊急時にコレに乗れば宇宙に飛んで行くんでしょ?」違いますって!!

 その頃都合が悪くなると寝る事にしているゴンは、飛び立つ宇宙猫を数えて眠ろうと思ったのですが⋯。

「オマエさっさと飛べよぉ!」「気になって眠れねぇじゃないかぁぁ!」

2021-04-30