目を開けたまま寝る競技と言ったら、まずは第一人者のこの猫からですね。1番“マムシの権三”選手。脚を伸ばして左半目の形(かた)しなやかなポーズです。
続けて右側でも同じく半目をキメて、長い尻尾をさりげなく添えます。細かいところまで神経が行き届いた技です。
最後は⋯出ましたっ! 必殺白眼開き!! これは最初から大技で他の猫にプレッシャーをかけていますねー。
2番“星空頑四郎”⋯えっ?? 選手が違う? 審査員から別の猫ではないかと物言いが付いたので、ビデオ判定となります。時間がかかりそうなので次の演武に行きましょう。
3番“巣床の鈍五郎”選手。思わずモフりたくなる腹見せ寝の形(かた)から入ります。
チラ牙薄目横向きの形(かた)に、イビキも入ってキマりました。
4番“小判蛮八”選手。猫開き霊界交信の形(かた) 手の位置が微妙でしょうか。
や、しかし次はとても難易度の高い技。開眼魂抜けひねりを繰り出しましたよ!
5番“煙の弾九郎”選手。忍者修行で身に付けた薄目警戒眠りの形(かた)ですね。
こちらは隠れ身の術とのダブル技。起きてるフリ転がりです。
さらにもうひとつ起きてるフリ転がりに、お手手揃えのポーズをつけました。
最後はこれまた難しい技。お目目パッチリ硬直睡眠の形(かた)でシメます。
さぁ! 審査員の皆さんの判定はどうでしょう?
2020-10-23