316.おニューハウスに替えたのは⋯

「また新しいハウスが届いたんだなっ♡」早速ゴンゴンが居心地を確かめています。

「この“脱出カプセル”の性能を教えて下さい」ガンちゃん ソレ脱出カプセルじゃないから〜。

「何年も前にゴンゴンが、わらわのキャリーのドアを壊しての」「おデン様は、壊れたまま我慢してお使いでしたね」「コバンのキャリーの方は、まだ新しいうちに取っ手を噛み切られたのじゃ」「そっちもゴンの仕業でした」

「ドンごろーのお気に入りキャリーは、覗き窓を破られてビリビリになってしまっての」「すべてゴンのせいで使い物にならなくなったのですね」「乳母がやっと全部買い替えてくれたのじゃ」

「オレ様は生まれついてのクラッシャーなのさっ!」「ゴンゴンさん電車の屋根に乗ると怒られますよー」奥でダンゴ君が心配しています。

 まだ使い始めて2週間なのに、すっかり潰されてしまいました。

 こちらではコバンが自分の新しいキャリーをチェック中。ガンちゃんは上から、不思議な覗き方をしています。

「こっ、コレはタイムマシンというものでござるかっ!?」違います。

「コバンは相変わらずおバカねっ。コレは脱出カプセルだってガンちゃんが言ってたじゃない」違いますよっ。「緊急時にコレに乗れば宇宙に飛んで行くんでしょ?」違いますって!!

 その頃都合が悪くなると寝る事にしているゴンは、飛び立つ宇宙猫を数えて眠ろうと思ったのですが⋯。

「オマエさっさと飛べよぉ!」「気になって眠れねぇじゃないかぁぁ!」

2021-04-30

315.おニューハウスでネンネしよう

 猫達が気に入った電車ハウスを、ママが買い足してくれました。「みんなちゃんと乗車しただか?」

「ふぇ〜い。むにゃむにゃ⋯」この車両には、外を見ながら居眠りしている乗客がいます。

 こちらの車両では、すでに気持ち良く寝入っていました。

「僕はやっぱりトラックの運転がしたいです」

「拙者はこのベッドを頂きましたのでな」確かにそのダンボールも、新しいのと替えてくれたんだけどね⋯。

「こんな宇宙船も届いたから、オラがチォックしとくずら」それ宇宙船じゃないと思うよー。

「異常無いようだから、まずわらわが使ってみるのじゃ」

「アタチも入ってみるのよっ」

「オレも乗ってみるぜぃ」「居心地は悪くなさそうだけどなっ」

「なーんか眠れねぇなオレ」今まで電車で爆睡してたんだから当たり前でしょ。「飛び立つ宇宙猫を、1匹・2匹って数えてると、眠くなるそうですよ」

「いったい何匹いるのか気になって、かえって眠れねえよぉ〜!」

2021-04-23

314.おニューハウスをチェックしよう

 猫達が10年以上使っていたハウスを、ママがついに新しくしてくれました。

「う〜〜ん。コイツあんまり美味くねぇだよ」ドンごろー いきなり舐めないでねー。

「ここから入るんですねっ」ダンゴ君 それトラックだから、フロントガラスから飛び込んだら事故ですっ。

 ボンにゃんは電車型の方をチェックしてるようです。

 ガンちゃんがやって来てフシギな覗き方をしています。何かあるのでしょうか。

 窓から“乗客”が顔を見せました。車窓の眺めはどうですか?

 おデン様は首をかしげています。「この様な物いつからあったのじゃ?」届いたのは昨日ですよ。今までお気付きにならなかったのですねぇ。

 コバンも恐る恐る入りました。「こっ、これは⋯異次元トンネルというものでござるかっ!?」違いますっ。

 安心したコバンはペロペロを始めました。「拙者が清めておくのでござる」ハイ。気が済むまでどうぞ〜。
 ところでゴンゴンの姿が見えないですね。

「オレならここに居るぜぃ」すでに中で寝ていました。「オレ眠ぃ〜んだから放っといてくれよぉ」
 悪かったわねー。
 とりあえずみんな気に入ってくれたようです。

2021-04–16

313.歌って踊ってブンブンぶんっ!

 春になると猫達も嬉しくなってくるようで、ドンごろーがゴキゲンで歌い出すと⋯。

 ダンゴ君も一緒にノリノリで歌います。

 ガンちゃんは大きな声でバックコーラスに参加して⋯。

 アン・ワンは舌出しぺろぺろでリズムを刻んでいます。

 おデン様がハミングすれば⋯。

 ドンごろーはお布団バウンドでどんどんドラム。

 ゴンゴンは箱の中でブレイクダンスを始め⋯。

 ドンと二人で息の合ったぺちぺちダンス。

 こちらはダンゴとドンのぺちぺちダンス。

 コバンは一人でぼわわん踊りを披露中。

 最後にボンにゃんが、運動不足の解消にエクササイズを指導します。
 みなさんも一緒に踊って下さーい。

2021-04-08

310.極道のおんにゃ達

 猫のオス達は縄張り争いに明け暮れ、ほとんどヤクザな性格です。しかしメス達も決して負けてはおらず、場合によってはオス達がひるむ程の獰猛さを見せます。

 窓辺で密談しているのは大姉御“巣床院お伝”と女博徒“白玉小ぼん”「最近“ぼんくら義兄弟”が調子こいてない?」「放っておくのじゃ。どう転んでも所詮わらわ達には敵わぬ者共よ」「でも手を打たないとますますいい気になるわよっ」「ちょっと敵情視察しておくか⋯」

「見てっアイツら」「マムシの権三は相変わらず懲りないヤツじゃの」「鉄砲玉弾九郎もアレで勝てるつもりかしら」「最強はやはり鈍五郎親分か」「違うわ。仏の頑四郎よっ」

「鈍五郎であろう!」「頑四郎だってば!」「わらわに楯突くのか!?」「何よ威張っちゃってぇ!!」「オマエらやめろよー」「ふんっ!権三に免じて今日はこのくらいにしといてやるわ」「手加減してやったのはわらわの方じゃ!」オンナ同士の戦いにオトコは手を出さないキマリです。

 ご機嫌麗しい時のお伝様と機嫌を損ねた時の大姉御。普段の穏やかなお姿からは想像も出来ません。

 明るく輝くお伝様とどよ〜んと暗い大姉御。この落差がコワイのです。

 愛らしい表情の小ぼんと悪どさが滲み出た顔の女博徒。

 可愛い小ぼんを見ていると凶悪そうな女博徒が同じ猫とは思えませんね。

 このように大きなオスを相手に一歩も引かないのです。(黒い影は熊ではなくてヘタレの蛮八)

「見かけに騙されてナメてはいかん。小ぼんはなかなかの曲者じゃぞ」

「大姉御だってホントは凶暴なくせにっ」「わらわはいつも優雅なのじゃ」「嘘つきっ⋯」
 猫のおんにゃは気が弱くては務まらないのです。

2021-03-21