
ママはウチに何か新しいものを持ち込んだら、必ず猫達に見せてくれます。まずボスのドンごろーが来て匂いチェックです。「おめぇオラに敵意はねぇな」「よしよし。ちゃんとオラに従うずらよ」

ドンの許しが出たら、コバンがペロペロお清めします。「これでもう安全でござるよ」

お清めも済んだので、ドンがガンちゃんを呼んで一緒に遊ぶようです。ガンちゃんは頭突きでご挨拶。

おデン様にお見せする前は、特に念入りに調べなければなりません。「怪しい動物でござる。くれぐれもお気を付けくだされ」「これはネッシーのコドモではないか?」

こちらはダンゴ君が護衛について、おデン様自ら検品します。「よく分からぬが小者じゃな。問題なかろう」

お気に召すといつまでも匂いを嗅いでおられます。「このミケはわらわの小間使いにするのじゃ」

ボンにゃんは好奇心が強いので、必ず自分で確かめます。「ユニコーンとドラゴンのコドモね」「スットコランドにはいっぱい居るらしいわよっ」

「これってアタチのキャラ人形!?」「ついに商品化されたのかしらっ」違います。

アブナそうに見えるヤツは、ダンゴ君が叩いてみます。「コイツ僕を睨んでますよぉ」

「こっちのパンダは大人しそうです」「倒しても反撃しませんねー」

しもべになさっても構いませんが、頭に乗せておいでの物は、冠ではございませんので⋯。
2023-03-04