398.ケージなんかいらないにゃ

 ドンごろーの横にあるケージを廃棄しようかと思います。まだ家に慣れていない仔猫を隔離したり、猫が苦手なお客様が来た時入れておくのに必要でした。「屋根はオラの寝床だよ」

 特にゴンゴンは、工事の人に噛み付いた前科があるので、よくここに閉じ込めていました。しかしゴンもさすがに歳を取って“以前ほどは”暴れなくなり、これから仔猫を飼う事もないでしょう。

 このタイプのケージは、鉄柵部分を台座にはめる為の溝に、汚れやトイレ砂が溜まりやすいのです。ちゃんとキレイにしようと思ったら、重い鉄柵部分を持ち上げて外さなければなりません。ママがそのような重労働をこまめにやるハズもなく、普段は見ないフリでスルーします。それに台座下の隙間の奥には、毎日何か猫オモチャが転がっています。取ってやろうと思ったら重い本体を動かさなければなりません。ママがそのような重労働をこまめにやるハズもなく、普段は見ないフリでスルーします。猫達のオモチャが沢山あるのは、なるべく取らなくても済むようになのですね。

「拙者が隠れる場所が無くなってしまうのでござるか?」

「トイレが減っちゃうじゃないっ」

「わらわのクママをどうするのじゃ」

 以前猫達が気に入って乗っていた棚を、代わりに設置します。

「隠れ家にベッドもあるし、トイレも置いてあるし、クママの部屋もありますね」

 隠れ家は、ファスナーを閉じればミニケージになるのです。「やっぱオレ閉じ込められるじゃん!」

2022-11-22

357.キャットタワーじゃありません!

 パパの書斎に新しいラックを設置します。猫達は何故かみんな大喜びです。

「おぉ! 門番 お片付けごっこを始めるのか?」おデン様 お片付けは遊びではありません。「僕張り切ってお手伝いしますっ!」ダンゴ君 張り切らなくて良いです。

「箱がいっぱいあるなっ♡オレどーやって攻めようかぁ」ゴンゴンは何も考えなくていーのよ。「拙者は防御を固めるでござるよ」コバンも固めなくて良いからね〜。

「これキャスターが付いてるぜぃ」「押して行って段差を落としたら おもしれーだろーな」ゴンは放っておくとロクなことをしないので、棚を組み立て終わる前に壊されるかも知れません。

「ゴンゴン降りなさいっ!」ママが気付いて追い払います。「オレまだなんもしてねーよ」しなくていーのよっ。

「新しい乗り物を作っているのですか?」ガンちゃんも見に来ました。「大勢乗れそうですね。宇宙猫が全員並べそうです」乗り物じゃないです。宇宙猫を呼ばないで下さーい。

「ここはオラの寝床にするずら〜」こちらではドンごろーが品定め中です。「僕の見張り台にしようと思ったのにぃ」ダンゴ君も誤解してますね。

 コバンはお清めの呪文を唱えて、気になる所を念入りにチェックします。

 みんなパパとママと一緒に遊んでいるつもりで、大騒ぎして飛び回るのです。

「結局書斎に置くのでござるか?」「リビングの方が皆で使えると思うでござるよ」皆で使うものじゃないです。

 今度はおデン様が確認します。「設置し終えたのか?」「わらわのクッションを忘れておるではないか」クッションなんて置きませんよ。

 ボンにゃんも ひと通り見て回ります。「うんうん。良いカンジだわっ」「アタチの背丈にピッタリね」アンタに合わせた訳じゃないですからー。

「書斎はととちゃまとアタチのナワバリよっ」
 それはキャットタワーじゃないんですってば〜。

2022-01-30