
多頭飼いでは猫の順位付けが行われます。外猫と違って立場が下でもご飯はもらえるし、あまり意味はないのに、オス達の場合 格付けしないと気が済まないのです。

兄弟猫や、子供のうちに知り合ったオス同士なら、仲良しの相棒になったりもします。

毎日つるんで遊んでいます。

ドンごろーには同じ年頃のお友達が居ませんでした。

その代わり、仔猫の時から世話をしてくれたガンちゃんが大好きです。

しかしそれ以外の間柄では、毎日のように力関係を確かめる為の小競り合いが起こり、自分が一番でないと許せないゴンゴンは、しょっちゅう他の猫を襲います。若い頃はかなわなかったダンゴ君も大人になって、今では対等に戦います。

強いのに争いを好まず、ボス猫ドンに慕われているガンちゃんの耳はキレイです。猫の耳の状態から、その猫の強さと性格が分かります。

ダンゴ君の左耳にはドンに噛まれた傷跡が、白い点になって残っています。

ゴンの耳はボロボロでヒドイですね。ドンやダンゴに喧嘩を仕掛けては噛まれているのです。

ドンごろーの耳がキレイなのは、強いオスの証です。

そして意外にもコバンの耳もキレイです。

コバンは大きくて怖がりなので、揉め事があっても自分が逃げるか、相手が躊躇するかで、喧嘩にならないのですね。いつもコバンだけぼんやりマッタリしています。
2020-09-15