315.おニューハウスでネンネしよう

 猫達が気に入った電車ハウスを、ママが買い足してくれました。「みんなちゃんと乗車しただか?」

「ふぇ〜い。むにゃむにゃ⋯」この車両には、外を見ながら居眠りしている乗客がいます。

 こちらの車両では、すでに気持ち良く寝入っていました。

「僕はやっぱりトラックの運転がしたいです」

「拙者はこのベッドを頂きましたのでな」確かにそのダンボールも、新しいのと替えてくれたんだけどね⋯。

「こんな宇宙船も届いたから、オラがチォックしとくずら」それ宇宙船じゃないと思うよー。

「異常無いようだから、まずわらわが使ってみるのじゃ」

「アタチも入ってみるのよっ」

「オレも乗ってみるぜぃ」「居心地は悪くなさそうだけどなっ」

「なーんか眠れねぇなオレ」今まで電車で爆睡してたんだから当たり前でしょ。「飛び立つ宇宙猫を、1匹・2匹って数えてると、眠くなるそうですよ」

「いったい何匹いるのか気になって、かえって眠れねえよぉ〜!」

2021-04-23

314.おニューハウスをチェックしよう

 猫達が10年以上使っていたハウスを、ママがついに新しくしてくれました。

「う〜〜ん。コイツあんまり美味くねぇだよ」ドンごろー いきなり舐めないでねー。

「ここから入るんですねっ」ダンゴ君 それトラックだから、フロントガラスから飛び込んだら事故ですっ。

 ボンにゃんは電車型の方をチェックしてるようです。

 ガンちゃんがやって来てフシギな覗き方をしています。何かあるのでしょうか。

 窓から“乗客”が顔を見せました。車窓の眺めはどうですか?

 おデン様は首をかしげています。「この様な物いつからあったのじゃ?」届いたのは昨日ですよ。今までお気付きにならなかったのですねぇ。

 コバンも恐る恐る入りました。「こっ、これは⋯異次元トンネルというものでござるかっ!?」違いますっ。

 安心したコバンはペロペロを始めました。「拙者が清めておくのでござる」ハイ。気が済むまでどうぞ〜。
 ところでゴンゴンの姿が見えないですね。

「オレならここに居るぜぃ」すでに中で寝ていました。「オレ眠ぃ〜んだから放っといてくれよぉ」
 悪かったわねー。
 とりあえずみんな気に入ってくれたようです。

2021-04–16

313.歌って踊ってブンブンぶんっ!

 春になると猫達も嬉しくなってくるようで、ドンごろーがゴキゲンで歌い出すと⋯。

 ダンゴ君も一緒にノリノリで歌います。

 ガンちゃんは大きな声でバックコーラスに参加して⋯。

 アン・ワンは舌出しぺろぺろでリズムを刻んでいます。

 おデン様がハミングすれば⋯。

 ドンごろーはお布団バウンドでどんどんドラム。

 ゴンゴンは箱の中でブレイクダンスを始め⋯。

 ドンと二人で息の合ったぺちぺちダンス。

 こちらはダンゴとドンのぺちぺちダンス。

 コバンは一人でぼわわん踊りを披露中。

 最後にボンにゃんが、運動不足の解消にエクササイズを指導します。
 みなさんも一緒に踊って下さーい。

2021-04-08

310.極道のおんにゃ達

 猫のオス達は縄張り争いに明け暮れ、ほとんどヤクザな性格です。しかしメス達も決して負けてはおらず、場合によってはオス達がひるむ程の獰猛さを見せます。

 窓辺で密談しているのは大姉御“巣床院お伝”と女博徒“白玉小ぼん”「最近“ぼんくら義兄弟”が調子こいてない?」「放っておくのじゃ。どう転んでも所詮わらわ達には敵わぬ者共よ」「でも手を打たないとますますいい気になるわよっ」「ちょっと敵情視察しておくか⋯」

「見てっアイツら」「マムシの権三は相変わらず懲りないヤツじゃの」「鉄砲玉弾九郎もアレで勝てるつもりかしら」「最強はやはり鈍五郎親分か」「違うわ。仏の頑四郎よっ」

「鈍五郎であろう!」「頑四郎だってば!」「わらわに楯突くのか!?」「何よ威張っちゃってぇ!!」「オマエらやめろよー」「ふんっ!権三に免じて今日はこのくらいにしといてやるわ」「手加減してやったのはわらわの方じゃ!」オンナ同士の戦いにオトコは手を出さないキマリです。

 ご機嫌麗しい時のお伝様と機嫌を損ねた時の大姉御。普段の穏やかなお姿からは想像も出来ません。

 明るく輝くお伝様とどよ〜んと暗い大姉御。この落差がコワイのです。

 愛らしい表情の小ぼんと悪どさが滲み出た顔の女博徒。

 可愛い小ぼんを見ていると凶悪そうな女博徒が同じ猫とは思えませんね。

 このように大きなオスを相手に一歩も引かないのです。(黒い影は熊ではなくてヘタレの蛮八)

「見かけに騙されてナメてはいかん。小ぼんはなかなかの曲者じゃぞ」

「大姉御だってホントは凶暴なくせにっ」「わらわはいつも優雅なのじゃ」「嘘つきっ⋯」
 猫のおんにゃは気が弱くては務まらないのです。

2021-03-21

309.仁義にゃき闘い

 今日もまた(不毛な)戦いに明け暮れるヤクザなオトコ達。

 凶悪さならNo.1“マムシの権三”VSやられたらやり返す“鉄砲玉の弾九郎”

 狭い場所に追い詰められた弾九郎。必死の反撃に出る!(後ろで身動き取れず固まる蛮八)

 弾九郎をやり込められず面白くない権三。通りがかりの“大親分鈍五郎”に激しい威嚇で嫌がらせ。しかし敵わないと分かっているのでそのまま通過。

 一方 弾九郎は最初から大親分にビビり気味。早々に退散。

 その頃権三は次の標的“ヘタレの蛮八”に狙いを定め、蛮八は逃走を図るが⋯。

 大きくても戦闘能力低めの蛮八 捕まって悲鳴を上げてもがく! だがこの後何者かが突然権三に体当たりし、蛮八を解放して風のように去る。それは一瞬の出来事であった。

「オメェどういうつもりだよ」「オレの獲物を逃しやがって」蛮八を助けた“仏の頑四郎”を、腹いせにイジメようとする権三。

 しかし彼は頑四郎ではなく、宇宙最凶の刺客“稲妻のワン”であった。一撃必殺の牙がキマり、苦しむ権三。「わしに喧嘩を売るとはいい度胸じゃのぅ」「た、助けてっ⋯」

 そしてまた懲りない面々の果てしない戦いが、どこまでも続くのであった。

2021-03-12