373.にぇこと暮らせば⋯

 猫達がお布団を占拠しています。ママは毎晩数匹の猫を乗せて寝ており、齧られたり舐められたり足が痺れたり、なかなか熟睡出来ないのです。

 トイレに行く時も気を付けましょう。暗闇でも向こうは平気なので、気にせずしつこく纏わり付いて来ますよ。「遊ばね?」「まだ真夜中なのよぉ〜」

 暗くて見えないからと誤って猫を驚かせてしまったら、エライ事になるかもです。ママの親指の付け根に穴が空きました!! (噛まれる方が悪いんですー)

 顔や手を洗うのだって簡単ではありません。横から手を出して辺りを水浸しにする7キロを、いちいち持ち上げてどかさないとです。「拙者が清めますゆえ〜」「必要ありません!」

 何か荷物が届いたら、速攻で片付けましょう。放置すると、どうなっても知りませんよ。みんなで代わる代わる、とことんチェックしてくれます。「匂いは大丈夫でござるな」「僕にも味見させてくださーい」

 だからぁ。箱の置きっ放しはダメと注意したハズです。なんでも喰うヤツがいて、ボロボロにされちゃうのです。「噛み心地オッケ〜」「全然OKじゃありませんっ」

 ひと休みしたくてもお昼寝も出来ないです。身じろぎせずにじっとしていない限り、すぐに襲われますからね。「アタチがやっつけちゃうから」「やっつけんでくれ〜ぃ」

 いつの間にか猫達が、何かを見付けていました。「オマエ先に触ってみろよ」「はいっ どうですか」夢中です。「離れなさーい!」

 狩りは猫の本能なので、仕方ないんですね。外に出る猫さんなら、もっと“大物”を獲って来て驚かされます。「私にも見せて下さい」「ほいっ ペシペシペシ」マシな方だと諦めましょう。「離れなさいってば!」聞いてません。

 興奮しているところに、ちょっかいを出すとアブナイです。「こらこらっ くわえないのよっ!」「オラ忙しいだよ」食べてしまいそうです。

 抱き上げたらママを蹴って逃げて行きました!! (蹴られる方が悪いんですー)

「たいした傷ではなかろう」猫の感覚ではそうですね。「すぐ治るのではないか?」ママの傷は治りますけど、靴を傷だらけにするのはおヤメになって下さいねー。

2022-05-20