317.宇宙猫の見分け方

 ガンちゃんは賢くて優しい良い猫です。しかしその行動は、いつも不思議で不可解です。

 動きは驚くほど速いので、追いかけてもなかなか写真に収まりません。

 ふとした瞬間のショットが、“バケモノ化”していたりします。

 性格は頑固で、こだわりが強い性質(のはず)です。「わしの守ってた装置を、勝手に買い替えてしまいおって!!」

 その一方で新しいもの好きで、柔軟さもあるように見えるのです。「奥さーん! 試運転するから、スイッチカバーを外してちょ〜よぉ」

「新しい水場は、厳重なチェックがなければ使ってはいけませんっ!」ママが買った給水機が気に入らなくて、プンプン怒っていたのに⋯。

 しばらくすると、何事もなかった様にフツーに水を飲んでいます。「地球の水は美味いっちゃね〜」

 古いベッドを処分しようとした時には、尻尾でボールを掴んで立てこもりました。「俺の野球場は明け渡さねぇぜ!」

 けれどいつの間にか、ちゃっかり新品の方に入っています。「それが何かぁ?」

 突然ボンにゃんを攻撃したり⋯。「アンタ誰よっ!?」「✕☡⋚♐︎⦿☆⚡︎☠︎!!」ずっと可愛がって来たボンに、この態度はありえませんね。彼はガンちゃんじゃないのかも知れません。

「脱出カプセルの試験飛行をしてみますので、フードを閉めて下さい」これはガンちゃんのようです。宮殿育ちの王子で、ドアは必ず誰かに開け閉めしてもらっていたガンちゃんは、自分で開け閉めが出来ないのでした。

2021-05-08

316.おニューハウスに替えたのは⋯

「また新しいハウスが届いたんだなっ♡」早速ゴンゴンが居心地を確かめています。

「この“脱出カプセル”の性能を教えて下さい」ガンちゃん ソレ脱出カプセルじゃないから〜。

「何年も前にゴンゴンが、わらわのキャリーのドアを壊しての」「おデン様は、壊れたまま我慢してお使いでしたね」「コバンのキャリーの方は、まだ新しいうちに取っ手を噛み切られたのじゃ」「そっちもゴンの仕業でした」

「ドンごろーのお気に入りキャリーは、覗き窓を破られてビリビリになってしまっての」「すべてゴンのせいで使い物にならなくなったのですね」「乳母がやっと全部買い替えてくれたのじゃ」

「オレ様は生まれついてのクラッシャーなのさっ!」「ゴンゴンさん電車の屋根に乗ると怒られますよー」奥でダンゴ君が心配しています。

 まだ使い始めて2週間なのに、すっかり潰されてしまいました。

 こちらではコバンが自分の新しいキャリーをチェック中。ガンちゃんは上から、不思議な覗き方をしています。

「こっ、コレはタイムマシンというものでござるかっ!?」違います。

「コバンは相変わらずおバカねっ。コレは脱出カプセルだってガンちゃんが言ってたじゃない」違いますよっ。「緊急時にコレに乗れば宇宙に飛んで行くんでしょ?」違いますって!!

 その頃都合が悪くなると寝る事にしているゴンは、飛び立つ宇宙猫を数えて眠ろうと思ったのですが⋯。

「オマエさっさと飛べよぉ!」「気になって眠れねぇじゃないかぁぁ!」

2021-04-30

315.おニューハウスでネンネしよう

 猫達が気に入った電車ハウスを、ママが買い足してくれました。「みんなちゃんと乗車しただか?」

「ふぇ〜い。むにゃむにゃ⋯」この車両には、外を見ながら居眠りしている乗客がいます。

 こちらの車両では、すでに気持ち良く寝入っていました。

「僕はやっぱりトラックの運転がしたいです」

「拙者はこのベッドを頂きましたのでな」確かにそのダンボールも、新しいのと替えてくれたんだけどね⋯。

「こんな宇宙船も届いたから、オラがチォックしとくずら」それ宇宙船じゃないと思うよー。

「異常無いようだから、まずわらわが使ってみるのじゃ」

「アタチも入ってみるのよっ」

「オレも乗ってみるぜぃ」「居心地は悪くなさそうだけどなっ」

「なーんか眠れねぇなオレ」今まで電車で爆睡してたんだから当たり前でしょ。「飛び立つ宇宙猫を、1匹・2匹って数えてると、眠くなるそうですよ」

「いったい何匹いるのか気になって、かえって眠れねえよぉ〜!」

2021-04-23

314.おニューハウスをチェックしよう

 猫達が10年以上使っていたハウスを、ママがついに新しくしてくれました。

「う〜〜ん。コイツあんまり美味くねぇだよ」ドンごろー いきなり舐めないでねー。

「ここから入るんですねっ」ダンゴ君 それトラックだから、フロントガラスから飛び込んだら事故ですっ。

 ボンにゃんは電車型の方をチェックしてるようです。

 ガンちゃんがやって来てフシギな覗き方をしています。何かあるのでしょうか。

 窓から“乗客”が顔を見せました。車窓の眺めはどうですか?

 おデン様は首をかしげています。「この様な物いつからあったのじゃ?」届いたのは昨日ですよ。今までお気付きにならなかったのですねぇ。

 コバンも恐る恐る入りました。「こっ、これは⋯異次元トンネルというものでござるかっ!?」違いますっ。

 安心したコバンはペロペロを始めました。「拙者が清めておくのでござる」ハイ。気が済むまでどうぞ〜。
 ところでゴンゴンの姿が見えないですね。

「オレならここに居るぜぃ」すでに中で寝ていました。「オレ眠ぃ〜んだから放っといてくれよぉ」
 悪かったわねー。
 とりあえずみんな気に入ってくれたようです。

2021-04–16

313.歌って踊ってブンブンぶんっ!

 春になると猫達も嬉しくなってくるようで、ドンごろーがゴキゲンで歌い出すと⋯。

 ダンゴ君も一緒にノリノリで歌います。

 ガンちゃんは大きな声でバックコーラスに参加して⋯。

 アン・ワンは舌出しぺろぺろでリズムを刻んでいます。

 おデン様がハミングすれば⋯。

 ドンごろーはお布団バウンドでどんどんドラム。

 ゴンゴンは箱の中でブレイクダンスを始め⋯。

 ドンと二人で息の合ったぺちぺちダンス。

 こちらはダンゴとドンのぺちぺちダンス。

 コバンは一人でぼわわん踊りを披露中。

 最後にボンにゃんが、運動不足の解消にエクササイズを指導します。
 みなさんも一緒に踊って下さーい。

2021-04-08