149.猫屋敷の怪

 ゴンゴンの背中にガンちゃんの生首が生えていました。

❕❕ ❔❔❔

 この時はゴンゴンの首が無くなっていますね。

 足の生えているカーテン。

 ダンゴ君の後ろには背後霊が!!

「んん!?」

 ドンごろーは尻尾がなくなっていました。
 捜してあげましょう。

 ここには足しかないし。

 あ! あの垂れ下がってるのを着ければいいんじゃない?
「やだ!やだ! オラあんな尻尾は着けたくねぇだ!」

 あのフワフワのはどうかなー。
「オラあれがいい! あの尻尾がいいだ!」

 「アレはわらわの従者じゃ。誰にもやらん」

「うぇ〜〜ん」「オラあの尻尾がほしいだよ〜」
 あれっ? ドンごろー。ドンの尻尾が戻って来てるよ!

 「よかったずら〜」「やっぱオラの尻尾はかわよいだなぁ」
 もう落とさないようにねっ。
 他のみんなも尻尾や足や首なんかを置き忘れるんじゃありませんよ。

2018-04-07 23:00 

148.花見の夜に(欠番)

 欠番の148話は、花見の宴会で遭遇した何かを確かめようとした恐怖体験の話です。
 ホラーサイト「薄闇怪談」で公開されております。

2018-04-01 00:00

147.本日休業?

 花粉症が悪化しているママは暖かい日でも家中を閉め切っています。キッチンの曇りガラスの窓を開けてくれません。

 ここはバードウォッチングしたい猫達の人気スポットで、窓が空いていれば交代で長い間外を見ています。

「オカ〜ン。窓開けてよぉ」「義母上様お願いします」「ダメっ! 今日はお外はお休みの日なのっ」「お外やってないのよっ!」
「外が休みとはどういうことでしょう。地球のシステムは不思議です」「オレが悪い子ちゃんだからぁ?」
「地球ではお外も休日を取らなきゃいけない決まりですっ」「ゴンゴンが悪猫だからですっ。ヘーックション! ううぅ⋯」

「しかし私はこの窓からUFOの見張りをしなければならないのですよ」(謎の円盤UMO)
「いいのいいのっ。どうせここを通るUFOはポンコツばっかりなんだから。放っておいても地球侵略なんてできやしませんっ。バックシュン! バーックチョン!」「ズズズズッ⋯」(鼻をかんでいる)

「アタチのとこにはお友達のピョードル(イソヒヨドリ雄)が来るのにぃ」「あのバカ鳥はあんたに求愛ダンスをしてるのよぉ!?」「オカシな奴とお付き合いしちゃいけまへんっ!! ふわ⋯あっくちゅい!」

「これ乳母。皆を威嚇するのはやめんか」「威嚇じゃありません。くしゃみが止まらないだけでしょ」「窓は開けませんからねっ!」

2018-03-26 20:35 

146.死ぬのはにゃつらだ!

「僕ダンゴです。目を開けて寝てる訳じゃありません。忍者ですからつねに緊張感持って仕事してます」「うっかり寝ちゃうとジャンプ台を滑り降りる夢なんか見ちゃいますからね」(オリンピックでシュワッチ!)
「ただいま畳と同化中です。隠れ身の術ですよ。どこにいるかさっぱり分からないでしょう?」

「ダンゴはどこずら? ダンゴがいねぇだよ」
「ほ〜らね。力では叶わなくても僕には忍術があります」

「書類をチェックするふりして後ろの会話を聞いてます。情報収集は忍びの基本なんです」

「お屋形様は僕に、旦那さんの洋服の寝押しの役目を押し付けて、箱の中でくつろいでますけど、のんびりしてられるのも今だけですよ」

「僕もうコバンに勝てるんです。大きさが2倍だって怖くありません」

「この間ついにゴンゴンさんだってやっつけたんです」

「僕はあきらめません。耳を噛まれたくらいでメゲたりしません」
「体が小さくても一番若くても、いつかお屋形様を倒します」
「いつか必ず勝ちますよ!」

2018-03-20 21:08 

145.正直者はどやされる

 ニンゲンは皆嘘つきです。ブティックの店員さんが「お客様の体型でこのお洋服をお召しになるつもりですかぁ?」とか、パーティに招待されて「この料理マズイっすね〜。ロクな食いもん置いてないじゃん」とか、思ったままを口にするとエライ事になります。
 その点、猫は正直なのです。

※一週間後の写真。

 元気のないダンゴ君の耳から血が出ているのを見て、ママが怒り出しました。こういう乱暴を働く容疑者は2匹しかいません。ゴンゴンは慌ててママにすり寄り弁解を始めます。

「オカ〜ンごめんな。オレ風呂場のタオルを盗んで廊下を引きずって、オトンの手提げ袋をヨダレでべろべろにして、書類ボックスのネジを3個かじり取ったし、おデンの毛をひっこ抜いて泣かせたけど、あとはゴミ箱を倒してぶちまけた以外は何もしてねーよー」「ダンゴには毎日噛みついてるけど今日はまだやってねーって」

 ママが許してくれそうもないので、ガンちゃんに助けを求めます。
 一方ドンごろーはママが怖くて目を合わせられません。

「おっかあ。オラ⋯」「オラ⋯噛んだけど〜」「だってぇ、ダンゴがオラの寝たいとこで眠ってて⋯」
「ベッドはみんなの共有でしょ!他にも寝る場所はあるでしょ!」
「オラはここがいいだよぉ」「おっかあの枕元に居たいだよ〜」

「小さい子をいじめるんじゃありません!!」
 ドンごろーが涙ながらに訴えていますが、ママの怒りはまだ収まりそうにありません。

2018-03-13 16:20