185.キューティ・ボニー

 とっても小さなボンにゃんは、気が強くて怖いもの知らずな性格です。キュートな容姿に似合わず、しょっちゅう他の猫達を威嚇して歩きます。

「何よアンタ!」「ぼ、僕もご飯が欲しいです〜」「アタチが先に食べるのよっ!」

「そこどいてよぉ!」「横を通れるのではでござらんか?」「アンタ生意気よ! そっちがよけるんでしょ!」

「これはアタチがもらっとくわ」「ボスのオラのだべ?」「アタチが欲しいものはアタチのなのっ!」ドンごろーにまで喧嘩を売っています。大丈夫でしょうか。

「ふんっ! ドンなんて どうってコトないわ」「アタチにはととちゃまが付いてるのよ」

「来ないでよー」「私も横でくつろごうかと⋯」「アタチはひとりがいいのっ!」

「アンタ邪魔よ」「突然なんなのじゃ。無礼者っ」「威張ってんじゃないわよー!」優しいガンちゃんや、おデン様にまでその態度ですか?

「オマエいい加減にしろよー」「ほっといてよバーカ」ゴンゴンも呆れていますね。

「アタチはととちゃまのお気に入りなのっ」「すんごく可愛いって言ってくれるんだからぁ」そーね。いつも可愛いって言ってるわよね。でもパパが出張で居ない間はどーするのかな?

「え??」「ととちゃま居ないの?」「うそっ⋯!」

2018-11-06 21:08 

184.お菓子をくれたらお祓いします!

「今夜はハロウィンでござる」「拙者も出かけるのでござる」

「おぉ! そうであったな。今夜の主役は黒猫じゃ」「町へ出て魔を祓い、菓子をもらってくるが良い」「皆様は行かないのでござるか?」「大人じゃからな」

「お菓子をもらえるのはコドモだけだぜぃ。オマエもう大きいだろ」「拙者はまだ子猫でござる」「そんなに でけーのにぃ?」

「拙者は大きくても子猫なのでござる」「菓子をもらえるのが子供だけなら、なおさら絶対に子猫でござる!」
「ガンちゃんも行かないのでござるか?」「私の加工は怖すぎると言われました」

「わあぁぁぁぁ!! 心臓に悪いでござる〜」「ショックで死人が出そうでござる〜」「家から出ないでくだされ〜」

「ダンゴはいっしょに行くでござるよね?」

「僕まだ頭が痛いんですー」「僕のぶんもお菓子もらって来て下さーい」
「では拙者ひとりで行ってくるでござる」

「はっぴ はろぅぃぃぃん!」

 今夜コバンが訪ねて行ったらお菓子をやって下さい。お礼に玄関を清めるそうです。

2018-10-31 00:00 

178.壊獣ゴンジラ!

 ゴンゴンが冷蔵庫の上にいたら、警戒警報発令です。頭めがけて飛んで来ます。包丁や食器を持っていたら大変です。ママは何個もコップを割りました。キャットタワーのハイタイプとか、高い所のキャットウォークなんて、ウチではとんでもないです。ゴンが飛びかかってくる怖さを想像して下さい。

 ゴンがお風呂場にいる時も要注意です。

 窓にボディソープを置いてあるのは飾りではありません。以前右上に付いている戸締りのセンサーを、ゴンがかじったのです。アラームが鳴りっ放しになり、慌てて修理を呼びました。1度やった悪戯は何度でも繰り返すので、場所を塞いで窓に乗れないようにしました。それでも1本ずつボトルを落とそうとするので、油断できません。

 “まったり家”のカバーにはヒビが入りました。中の小物もかなりの被害です。

 ボンにゃんの右下に写っている三角形のケースは、割られてしまってもうありません。中のスノードーム2個も一緒に割れました。ゴンによるスノードームの被害は、これで5個目です。

 金曜の夜には、プリンターの後ろの紙受けを外されてしまいました。元々外す仕様ではないので、戻そうとしてもどうしてもハマりません。メーカーに相談したくても3連休なのです。

 パパに怒られたゴンゴンは、ガンちゃんのベッドに割り込んで寝たフリです。

 ガンちゃんと一体化してごまかそうとしてもダメですよっ!

2018-10-07 19:04 

176.猫屋敷の怪・再び

 前回の「猫屋敷の怪」ではゴンゴンの背中にガンちゃんの生首が生えていました。

 今度はガンちゃんの首にゴンゴンの胴体がつながっています。

 前回背後霊に取り憑かれたダンゴ君は⋯。

 一体化していました。

 秋なので畳には猫耳茸が生え⋯。

 ベッドには猫足茸が伸びています。

 猫は薄目を開けて眠っている場合がありますが、ガンちゃんの開いた片目は不気味ですね。

 ダンゴ君は忍者ですから、寝ていても警戒を怠らないのです。

 そしてゴンゴンは⋯。

 目を開けたまま魂が抜けています。

 さて こちらでは どうしたことでしょう!? ドンごろーが子猫になってしまいましたよ。

「そんなわけねぇずら!」

2018-09-22 01:00 

174.子猫大猫大きな子猫?

 日本猫の体格は、生後一年ほどで大体決まります。でも洋猫の中には、3歳くらいまでじわじわ大きくなる種類があるのです。まだ成長中(?)のコバンは、大きくなるにつれ、みんなに恐れられるようになってきました。

「アタチのそばに来ないでよー」「こいつアタチの3倍あるのよっ」

「遊ぼうでござる〜」「やだねっ!オマエでかすぎっ!」

「拙者はまだ子猫でござるよ」「どこが子猫なんだよっ」「わらわは知らんぞ。女王のわらわより大きな者など認めぬからな」「オラも知らねーだ。ボスのオラよりでかくなるなんて許せねーずら」

「拙者は大きくなってなんかいないでござるよ〜」「そうですよ」「コバンは最初からこの大きさです」「僕の倍の大きさのままです」
 それはー。ダンゴ君もいっしょに大きくなったからでしょー?
「え!? 僕たち大きくなってますか??」

 ほーら、見てごらんなさい。これが仔猫の時でしょ。そして今はね⋯。

「わーー!! 寝床が小さくなっているのでござる!」

2018-09-08 19:14