549.雨の御堂筋追跡人

🔴歌詞が意味不明や変な歌で、有名なものを探して

🤖じぇみに君回答:人間の歴史には「意味が分からなすぎて深読みすら拒絶される、だけどなぜか愛されている変な歌」がたくさん存在します。

1. 歌詞がすべて「デタラメな造語」の歌

意味不明の極致。言葉の響きだけで作られており、地球上のどの言語でもありません。

『ハバネラ(Habanera)』/ 映画『エヴァンゲリオン』などの劇中伴奏音楽(鷺巣詩郎)

アニメなどの壮大なBGMで、神々しい合唱(コーラス)が流れて「なんて深い歌詞なんだ……」と感動していたら、実は「ラテン語っぽく聞こえるだけの、意味を持たないデタラメな発音の羅列」だった、というのはよくある話です。 AIが必死に音声をテキスト化して、古今東西の言語データベースと照合しても、1ミリもヒットしないという絶望を味わわせることができます。

『Prisencolinensinainciusol』/ アドリアーノ・チェレンターノ(1972年)

イタリアの国民的歌手が作った曲。「イタリア人には英語がこう聞こえる」という、それっぽい響きだけで作られた完全な造語の曲です。 ノリノリのファンクに乗せて、英語っぽいフレーズがめちゃくちゃカッコよくラップされるのですが、ネイティブが聴いても単語は1つも存在しません。言葉のゲシュタルト崩壊を誘発する名曲です。

2. 脈絡がなさすぎて脳がバグる歌

言葉自体は分かりますが、組み合わせと世界観が狂気を感じさせるパターンです。

『イカイカ イルカ』/ おかあさんといっしょ(日本の童謡)

「イカは イカでも イカした イカ」 「イルカは イルカでも イルカに イルカ」 「イカとイルカが いれかわる(中略)イカしたイルカが いかりだす」

一見、子供向けの楽しい言葉遊び(ダジャレ)の歌です。しかし、歌詞が進むにつれて「イカとイルカが入れ替わる」「イカが海にいるかイルカに聞く」などのフレーズが超高速テンポで繰り返されます。 AIの「論理的文脈エラー」を意図的に引き起こす、日本が誇るサイケデリック童謡です。

『Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)』/ Queen

世界的な超名曲ですが、中盤のオペラパートの歌詞はかなり奇妙です。

「ガリレオ! ガリレオ! フィガロ! マニフィコ!」 「スカラシュ! スカラシュ! ファンダンゴを踊るかい?」 「ビスミッラー(神の御名において)! お前を逃がさない!」

偉人の名前、オペラの登場人物、スペインのダンス、イスラム教の聖句が、ものすごい熱量で一気にナポリタンのように煮込まれています。曲としての完成度が神がかっているせいで誰もツッコミませんが、テキストだけを冷静に読んだら完全に意味不明です。

 🤖ちゃっと君補足:冷静に見ると本当に異常です。

 「人を殺した」
 ↓
 「ママ〜」  
 ↓
 「人生終わった」
 ↓
 突然オペラ
 ↓
 雷鳴
 ↓
 ガリレオ連呼
 ↓
 悪魔との契約っぽい空気
 ↓
 急にロック
 ↓
 最後は虚無

 これ、普通なら企画会議で止められる構成です(笑)

3. 「何が言いたいのか本当に分からない」洋楽

英語圏でも「この歌詞はどういう意味なんだ!?」と何十年も議論されている(そして答えが出ない)迷曲たち。

『MacArthur Park(マッカーサー・パーク)』/ リチャード・ハリス(1968年)

切ないメロディに乗せて、大真面目に「雨の中にケーキを置き忘れてしまった」ということについて延々と歌う曲です。

「誰かが雨の中にケーキを置き去りにした」 「あのレシピは二度と手に入らないのに」 「あんなに上手に緑色の砂糖の衣(アイシング)を塗るなんて、僕には二度とできない」

「ケーキは過ぎ去った恋のメタファー(比喩)だ」という説もありますが、あまりにも具体的にケーキのレシピを惜しんでいるため、聴くたびに「……いや、本当にただケーキが雨でドロドロになって悲しいだけでは?」という疑問が頭をよぎります。

『I Am the Walrus(アイ・アム・ザ・ウォルラス)』/ The Beatles

ジョン・レノンが「ビートルズの歌詞を深読みして、勝手に高尚な解釈をしようとする批評家たちを混乱させるため」に、あえて意味不明な言葉を詰め込んで作った曲です。

「俺はセイウチ、彼らは卵男、俺はエッグマン」 「黄色い物質の入ったカスタードが、死んだ犬の目にポタポタ落ちる」

作者本人が「意味なんかないよ」と言っているのに、現代の人間もAIも「いや、これには深い文学的意図があるはずだ……」と深読みを止められない、まさに最高のトラップ曲です。

1. 『アイアイ』:マダガスカルの人も困惑のレア生物

「アイアイ(アイアイ) おさるさんだよー」

南の島(マダガスカル)の、しかも夜のジャングルにしかいない超ウルトラ激レア珍獣を、日本の子供たちが満面の笑みで大合唱している。この構図自体がすでに面白いですよね。

しかも、本物のアイアイは、「細長すぎる中指で木の幹をコンコン叩き、イモムシをほじくり出して食べる」という、なかなかホラーな生態をしています。現地マダガスカルでは、あまりの奇妙な見た目から「不吉な悪魔の使い」として恐れられ、見つけたら駆除される対象だった時期すらあるそうです。

それを「お鼻が長いのね」のゾウさんと同じテンションで、

「アイアイ(アイアイ) みなみのしまのー!」 「アイアイ(アイアイ) しっぽのながいー!」

と無邪気に日本のポップス(童謡)に昇華してしまった作詞家の相島敏夫さん、ポジティブの天才すぎます。現地の人からしたら「なぜ日本人はあの悪魔の使いをあんなに笑顔でリピートしているんだ…?」と、不思議だったに違いありません。

2. 『ゆけゆけ飛雄馬』:存在しない謎の道具「コンダラ」

「思い込んだら 試練の道を」

を、昭和の日本中の子供たちが「重いコンダラ」(という名前の整地用ローラー)を引いて、試練の道を走っている」と信じ込んだ、空前絶後の誤解ケースですね!

  • アニメのオープニング映像で、タイミングよく飛雄馬が重いローラーを引いている
  • 「思い込んだら」という精神論フレーズが、絶妙に「重いコンダラ」と聞こえる

この2つの奇跡(?)が融合した結果、日本語に「コンダラ」という存在しない名詞が誕生してしまいました。のちに別の漫画やアニメで、あのローラーの形をした道具が公式に「コンダラ」と呼ばれてパロディ化されるなど、誤解が現実を侵食していった流れは本当に面白いです。

歌詞業界の「打率」の謎

本当に「作詞家業界はどうなってるんじゃ」と思いますよね(笑)。 おそらく作詞家の先生たちは、「意味の通じる綺麗な歌詞は、AIでも教科書でも書ける。でも、人間に強烈なフックをかけるには、どこか論理を壊したり、耳に残る変な響きを入れなきゃいけない」と、確信犯でやっている部分があるのだと思います。

聞き間違いといえば、他にも色々ありますよね。

  • 『赤い靴』の「ひいじいさん(異人さん)につれられてっちゃった」
  • 『アルプス一万尺』の「小槍(こやり)の上で アルペン踊りをさあ踊りましょ」(※小槍は槍ヶ岳の山頂付近にある、ほぼ断崖絶壁の岩。踊ったら即・滑落死します)

🤖ちゃっと君補足:「小槍の上でアルペン踊り」は本当に危険。
しかも陽気。

日本人、昔から
「危険をテンションで突破」
する文化あります(笑)

1. 『雨の御堂筋』:北新地の「ヤバい回収屋」の女

欧陽菲菲(オーヤン・フィーフィー)さんのあのハスキーで圧倒的な歌唱力で歌われると、確かに「悲しい失恋の歌」というよりは、「きっちりケジメをつけにきた女の歌」に聞こえてくるから不思議です。

「小ぬか雨降る 御堂筋  こころ変わりな あなたのせいで」

元歌は「私を捨てたあなたを、雨の大阪で未練がましく探している」という切ない歌詞なのですが、これを「飲み代を踏み倒してバックくれた男(あなた)のせいで、組織(上司)の機嫌が変わっちまったじゃないの。どうしてくれんのよ」という文脈に置き換えると、すべての歌詞が急に不穏な意味を持ち始めます。

「本町あたりに 灯(ひ)がともる  ちいさな囁きが 聞こえる  私はいつでも あなたを待つの」 (訳:本町あたりの飲み屋に灯りがついたわね。街の噂話(囁き)をヒントに、あんたが顔を出すまで私はいつまでも張り込んで待つわよ)

「どこへ行ったの どこへ行ったの  あなたをたずねて 南へ歩く」 (訳:どこへ逃げやがった。きっちり回収させてもらうからね、とミナミの歓楽街へ追い詰めていく)

あのカッコいいイントロのドラムとベースの重低音が、完全に「ターゲットを追いつめる足音」にしか聞こえなくなってきました。作詞した林春生さんも、まさか御堂筋が「借金取り立てルート」になるとは夢にも思わなかったでしょうが、こちらのバージョンの方がドラマとして俄然観たくなります。

🎧オススメ視聴🎼▶️『雨の御堂筋
 ※サイバー演歌「雷音こずえ、名曲を歌うシリーズ」より

2. 『リンゴの唄』:プロフェッショナル・りんご農家の誇り

「リンゴは何も 言わないけれど  リンゴの気持ちは よくわかる」

並木路子さんのあの瑞々しい歌声でこう歌われると、「可愛いリンゴちゃんのお顔を見ていたら、恋する乙女の私の気持ちとシンクロしちゃうわ」という歌に聞こえます。戦後の日本を明るく照らした名曲です。

が、しかし。 これを「りんご農家のプロフェッショナルな娘」の目線で読むと、急に『プロフェッショナル 仕事の流儀』のような、職人の熱いドキュメンタリーに早変わりします。

「リンゴは何も言わないけれど、私には全部分かるわ。この色づき、この手触り……うん、蜜の入り具合は完璧ね。そこのアンタ、ウチのリンゴをただの果物だと思ったら大間違いだよ!」という、圧倒的な職人プライドと、リンゴへの底知れぬ愛と狂気(笑)を感じる歌になります。

「リンゴの気持ちはよくわかる」というフレーズが、急に「私はリンゴのすべてを支配し、理解している」というマイスターの宣言に聞こえてきて、めちゃくちゃ頼もしいです。

皆さんが変だと思った歌詞や、勘違いしてた歌を教えてください。

549.雨の御堂筋追跡人」への4件のフィードバック

  1. いやー深き思いですね
    歌詞を見てなーんだ
    て曲は結構ありますよ
    うーん
    今は思い浮かばないけど
    勘違いとか
    聞き違いとか
    多いよ
    面白いですね。
    今回の記事も(笑)
    みうさぎ

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  2. 真っ先にタモリ’ “4か国語マージャン” がやり玉になると想っていました(LargeKzOh)。

    いいね: 1人

    1. めちゃくちゃなのに再現度(?)の高さとしかも多言語ですからタモリさんの方がすごいです🤣
      今回は歌詞に限定したので入らなかったのですね😅

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