皆様すでにお分かりかとは思いますが、「ぶんぶんキャッツ」は身辺雑記や日記ではなく、“お話し”として書かれています。内容は(ほとんど)フィクションです。例えば作中で“コワイ母親”として描かれているママの真実は、“ものすご〜くコワイ”母親なのです。
「そうだよー。オレだって実際は悪猫じゃねぇぜ」「物を壊すんじゃなくて壊れちゃうんだし〜」「オレは自分に正直だからさぁ。やりたいほーだいやってるだけなのにぃ。何で意地悪だとか決め付けるんだよ〜」
「ゴンゴンさんいぢわるです。間違いないです」「僕 寝込みを襲われてます」
「ゴンゴンはいぢわるだけど、オラはホントに人気者ずら」「なっ?」「はぁ? は⋯はぁ⋯」
「みんなオラが大好きずら?」「何ボケてんのコイツ」「無視して良いぞ」
「わらわが皆を服従させていると言うのも嘘じゃ」「う!? 嘘なのけ?」
「オスどもが勝手にわらわを崇拝して従っているのじゃ」「そうだっけ?」「僕⋯おデン様がそうおっしゃるなら それでいーです」
「アタチだってヒドイこと言われてるのよ」「こんな可愛い子をつかまえて凶暴な性格はないでしょっ」
「ボンにゃんさん凶暴です。間違いないです」「僕 毎日怒られてます」
「拙者はまだ子猫なのに、態度がデカイだの体もでかくなっただのと⋯」「態度でけーよオマエ」「体も大きいですよ」
「しかしこの写真を見れば拙者よりお屋形様の方が⋯?」「ち、小さいように見えまするが⋯」「多分レンズのいたずらでござるな」
「僕なんか泥棒猫扱いですよ」「そのタワシはどうしたのでござるか?」「た? タワシはですねー、僕のために用意してあるわけですよー」
「それに僕おマヌケでもないです。部屋の真ん中でひっくり返ってないでしょ? ちゃんと端に寄ってるでしょ? それにコレは“隠れ身の術”なんですから、誰も僕に気づくはずないです」
「私が何匹も居ると書いてあるのは義母様の妄想ですよ」「そうだっちゃ」
「何匹も居るわけがありません」「そうだがや〜」
2020-02-10 20:54