354.雪玉コロコロ

「おおっとぉ!」「えっと⋯あけまして おみぇでとうごじぇーまつ」「⋯て いつまでやってればいいずら〜?」今日は7日だからもう招き猫は良いわよ。

「オラが新年のご挨拶頑張ってる間に、ダンゴはおせちの味見してただよぉ」パパに追い払われたから、食べてないわよ。ドンごろーだって、ママのケーキ舐めさせてもらってたでしょ?

「ケーキなんて食ってねぇずら」鼻にクリームついてるけどぉ。

「食べてねぇってば〜」
※スーパースロー撮影

 昨日は数年ぶりに雪が積もりました。正月気分が抜けずにダレきっている猫達は、ぬくぬく寝ていたので、誰も外を見ていません。

スローで見るとポップコーンか隕石みたいです。

 ママが雪玉を作ってくれましたよ。おデン様自らお調べになります。「これは何じゃ」「僕が見てみましょう」ダンゴ君も呼ばれました。

 みんな雪を直接触るのは初めてです。「このようなモノはシワワン星にはありません」「どーするよ」ガンちゃんもゴンゴンも、正体が分かりません。「役に立たぬ奴らよのぅ」

 ボンにゃんも来て、代わる代わる匂いを嗅いでみます。

 とりあえず、コバンにお清めしてもらう事になりました。「これで大丈夫でござるよ」

外ではますます雪が強くなって⋯。

 冷え込んできたので、コバンはくしゃみをしていますね。
 今日も寒いので、皆さんも暖かくしてお休み下さい。

2022-01-07

353.ハッピー ミャウ イヤー 2022

「ドンごろー起きなさいっ!」「んん? なんずら〜」

「眠そうな顔だからイマイチの出来になっちゃったじゃない」

「えっ? もう新年のご挨拶の時間だったのけ!?」

「よっこらしょっ⋯と」

「これでどうずらー!!」「だからぁ⋯可愛い顔しなきゃダメなんだってば〜」

ドンの顔はともかくとして

今年もぶんぶんキャッツをヨロシクお願い致します!

2022-01-01

※薄闇怪談の新作「11月24日」もお楽しみ下さい。

352.年末なのに11月24日!?

今年はやりません! 猫神シネマ恒例 年越しホラーナイト! 

「義母様に代わって、私がこの通りお詫びいたします」

 ホラーナイトは開催しませんが、一本だけ新作怪談を投稿してあります。お時間のある時にお読み頂けたらと思います。

11月24日

※タイトルが時期外れに思えても、実はこの時期にぴったりの話なのです。

薄闇怪談でお楽しみ下さい。

今年もぶんぶんキャッツにお越し頂き誠にありがとうございます♡

それでは皆様どうぞ良いお年を!!

2021-12-31

351.大掃除応援隊!

「これ乳母! そんなところで何をしておるのじゃ」

 おデン様が心配そうなのは、ママが窓の外にいるからです。ここはベランダではなく下の階の屋根部分で、柵のない吹きさらしなのです。(幅は2メートルほどあります)

「ほほぅ。だいぶ汚れていますね」「奥さん窓拭きサボりすぎじゃないですかぁ」ガンちゃんとダンゴ君が、お掃除の応援をしてくれます。ママは猫が飛び出さないよう制止しながら、手早く作業します。

「今日は確かクリスマス・イブですよ」「お屋形様のせいで、ウチにはサンタさん来なくなっちゃったみたいなんです」「サンタなんかいないわよっ!」「クリスマスより大掃除を済ませる方が大事なのよっ!!」おシゴトが遅れてママがキレ気味なので、猫達は文句を言えません。大人しく見守ります。

「アタチはここで ベランダのかかちゃまが鳥に襲われないか 見ててあげるの」ボンにゃんエライわねー。こっち側が終わるまでちゃんとそこに居てねー。静かにしていてくれるとママは助かります。

「奥方様っ!レンジフードのお清めなら拙者がいたしまする」「拙者お清めは得意なのでござるよ」「はいっ。そこに座っててね〜」「ママひとりでも出来るからね〜」コバンはキッチンで、お手伝いする気満々でした。

「今度は何する気なのぉ?」「畳にスチームかけるのよ」猫達がゲロゲロしたり、ウ〇チを付けたりもするので、キレイに拭き上げたいのです。

 ゴンゴンが警戒しているので、ガンちゃんがチェックを入れます。「これは敵の宇宙船ではありませんね」モチロン違いますよっ。

「あー? 湯気が出てるぜぃ」「あっちぃぜぃ! 温泉かぁ??」「ダメよ!離れてなさい!」ゴンを追い払いながら進むのは大変です。

「乳母は危険物を振り回してどういうつもりじゃ!」「僕が見張ってます!」「この一大事にドンはどこにいるのじゃ!?」おデン様は逃げ惑っておられます。

 ドンごろーは、スチームモップの入っていた段ボールの方に興味があるのです。「オラは箱の調査中ずら〜」ひとりでノンキなものです。

 でもお掃除が終わったら、真っ先に来てゴロンゴロンしています。「キレイな畳はキモチええずら〜」みんなの応援が成果を上げましたね。

2021-12-24

350.哀しみのゴンザレス

※タイトルに意味はありません。

 ゴンゴンはあまりにもママの邪魔ばかりするので、自分がイタズラしていたガムテープを、頭に貼られてしまいました。

 ゴシゴシして剥がそうとして、余計しっかりくっつけてしまったようです。

 猫ドリルでプルプル振り落とそうとしても、もちろん取れません。

「何かあったんですかぁ?」「どうしたのですか?」ダンゴ君とガンちゃんが様子を見に来ました。

「こっ⋯これは⋯」「未知の寄生生物ではありませんか!?」「体内に侵入して乗っ取るエイリアンですね!」違いますよっ! 脅かすのヤメなさい。

 コバンとドンごろーも調べてみます。「う〜む。これは誰か敵の陰陽師が放った式神かもしれませぬな」「呪いのこもった札の可能性もあるでござるよ」「ゴンゴンはいろんな奴に恨まれてっからなぁ」「呪われちったずら〜」脅かしちゃダメだってば!

「ひえぇぇぇ〜」

 ゴンはすっかり怯えてしまったようです。

「ゴンゴン何やってんのっ!?」ボンにゃんも来ましたよ。

 行きつ戻りつするので、おデン様は呆れていますね。

 全員で対策会議が開かれます。「放っときますかぁ?」「取れねぇずらよぉ」「どうしましょうか」「面白いんじゃない?」「拙者は関わりたくないのでござる」(コバンは左上の箱の上に居ます)「大騒ぎするほどの事態ではなかろう」おデン様の冷静な判断で、そのまま解散になりました。

「いーんだいーんだ。どうせオレは嫌われ者さっ」「オレは橋の下で拾われた子だしさ」「オカンもみんなもオレがどーなってもいーんだ」「オレはもうおしまいなんだぁぁ!」大げさにスネています。

2021-12-17