326.ワクチン接種でぐったり

 昨日ママは1回目のワクチン接種に行って来ました。優先枠対象なので、早めに予約が取れたのです。

 みにゃと区の接種会場が半減して猫浦地区には無くなってしまい、2駅先まで出向かなければなりません。電車の中で大声で喋っているヤツラに囲まれ、場所を移ろうにもフツーに会話してる者だらけです。降車した街も凄く賑わっていて、押し寄せてくるニンゲンがコワイです。ワクチンを打つ為に出掛けて、感染して帰って来たらどうするのでしょう。

 会場の中も接種待ちの人と大勢の係員で混んでいます。この人達(係員)ワクチン接種済みなのでしょうか。ムラムラと疑念が湧くので、さっさと済ませて出たいです。
 ところで、注射自体はチクっとするだけで、痛くないと言ったのは誰ですかぁ? そんな風に書いていた人が、何人もいたような気がするのですが⋯。

 痛いじゃないかぁぁぁぁ!!

 この街は数年ぶりで、せっかく来たので、路地を通ってパワースポットに寄ります。(※先を歩いている方は何の関係もありませぬよ)

 不思議な形の鳥居と「癌封じのお守り」で有名な神社ですね。

 これでもうママは“安心・安全”だろうと言っていたのに、帰って来たらぐったりしてます。このセリフを聞かされる度に、ますます不安になるのですけどねー。

2021-07-10

325.猫屋敷の怪・もっともっと

 猫屋敷の脇の運河では、不思議なものをよく見かけます。

「ボク落し物でーす。誰か拾ってくれませんか?」
未確認物体漂流中!

 この白っぽい物(右中央)は木の枝かと思って見ていたのですが、クネクネと泳ぎ回ったのち潜って行きました。雨で暗いので、解像度を上げてもよく見えません。

 猫屋敷の中では、コバンが邪悪な影に襲われています。「な、何でござるかっ!!」

 おデン様は、謎のまっくろくろすけの出現に、困惑のご様子。「なんじゃコレは?」

 キッチンではボンにゃんが降ってくるので、ドンごろーとダンゴ君が驚いていました。「なんずらぁ!?」「どしたんですかっ!」

 ドアの下の隙間には、異界へと誘う妖怪のお手手が⋯。

 お布団の下にも潜んでいるので、ゴンゴンが見張っています。

 こちらではダンゴ君が、勇気を出して触ってみました。「こ⋯これは⋯」

 ゴンの背後からは、オニが覗いていますし、前に居るコバンのほっぺたが、半分に切れているのも気になるようです。「アイツ変じゃね?」

 考えてもよく分からないので、ガンちゃんの生首に寄り添って、眠ることにしました。

 運河ではオバケが笑っていましたよ。

2021-07-03

324. 猫屋敷の怪・リターン

 空に謎の生命体が浮かんでいた日⋯。

 猫屋敷の中ではドンごろーが、ホラーハンドに襲われていました。「今日は尻尾を抜かれねぇように、うまく逃げるずら〜」

 けれどガンちゃんは、取られてしまったようですね。

「えっ! 私の尻尾ありませんか!?」

「尻尾なら電車にあったわよっ」窓辺の生首が教えてくれました。

 この電車には、色々な尻尾が付いているのです。

 ここには2本ありますね。

「一本拾って来ましたよ」「たまにはシマシマのも良いでしょう?」

 新しい尻尾をもらって、安心して寝入ったガンちゃんの、お尻からお手手が生えて来たようです。

 しばらくすると手が伸びた上に、よく見るとニンゲンの指も出て来ていました。

「自分のものではない尻尾を、付けてしまったせいではござらんか?」そういうコバンの尻尾も、シマシマになっちゃってますよー。鼻も口も消えていますしね。

 その頃、外にはたくさんのクラゲ雲が、押し寄せていたのでした。

2021-06-27

 ※次回「猫屋敷の怪・もっともっと」に続く⋯。

323.今日はパパの日

「外は晴れていますね」「地球では今日が何の日が知っていますか?」「知らないっ」

「父の日なんだそうですよ」「あなたを育てた父猫に感謝⋯」「そうなの!? アタチ ととちゃま探さなきゃ〜」

「ととちゃま あの上に居るのかしら」

「どこに行ったのよー」

「門番なら、リビングでドンごろーをモフモフしておったぞ」

「何でアタチを差し置いて、ドンごろーモフるのよっ」

「殿でしたら、向こうでダンゴと遊んでおりましたぞ」

「何でアタチを差し置いて、ダンゴと遊ぶのよっ」

「最近ととちゃま みんなにいい顔してない?」

「全員にチーズ配って、ご機嫌とったりなんかして⋯」

「もう抱っこさせてあげないからぁ!」アンタが抱っこさせてるんじゃなくて、抱っこしてもらってるんでしょ。

「父の日なのに、一番の愛娘のアタチに サービスしないなんてぇ」
 父の日の意味が違うでしょー!?

2021-06-20

322.ただいま交信中!?

 梅雨入り前なのに夏日が続くスットコランドでは、タマシイの抜けた猫達があちこちに倒れています。

 日差しの強い日ママは、サンバイザーの上に、フード付きのクーリングタオルを被ります。端に付いているボタンを止めて腕を通せば、園芸作業中も滑り落ちません。一昨年炎天下で3時間撮影散歩をした時も、濡らせばまた冷たくなり快適でした。パーカーなどよりずっと涼しいので、このままバスにも乗って出掛けます。かなり怪しい人に見えますけどね。

 猫達は服装で調節できないので、ボンにゃんは“開き”になって転がっています。

 おデン様は何処か遠くと交信中のようです。側で写真を撮っても反応がありません。

 ダンゴ君の場合は一年中こんなですね。やっぱりタマシイ抜けています。

 コバンは冥界通信中ですが、それよりも割れたほっぺたが気になります。

 ゴンゴンは電車の中でぼんやりして⋯。

 しばらくすると白眼をむいて交信開始。

 そういえばガンちゃんはやらないわね。「毎日PCで宇宙メール交信していますよ」シワワン星までだと通信料が高いんじゃない? ママが請求書見て目を剥くわよー。

「でしたら月面基地まで行って通信して来ますから、フードを閉めて下さい」ソレ脱出ポッドじゃないってば〜。

 その頃ドンごろーは、場所を移してさらに遠くと交信中のようでした。

2021-06-12