51.多頭飼い円満法

「ぶんぶんキャッツ」は全員バラバラに我が家にやって来て、誰も血縁関係はありません。それでも一緒にゴハンを食べ、一緒に遊び、それぞれの寝床を共有して交替で使います。大人は小さい子を世話するし、誰かが困っているとゾロゾロ集まって来ます。
 オス達は毎日プロレスごっこで力関係を確認しますが、遊びの範疇です。今までに血が出るような怪我をしたのは一回だけで、大きな揉め事はありません
 ママは自分が編み出した「多頭飼い必勝法」で仔猫を選んだ成果だと自慢しています。

 猫達にも聞いてみましょう。

〇ゴンゴン「やっぱオレが面倒見てやった連中だからさ〜。みんないい子に育っただろー? オレって優秀なイクメンだな!」

〇ガンちゃん「私はシワワン星から友好大使としてやって来た者ですから、宇宙と地球の平和の為に精一杯努めております」

〇ドンごろー「オラはみんなの尊敬を集めるボスだんべ」「 オラの命令をちゃ〜んと聞いてりゃ間違いねーだよ」

〇おデン様「モチロンわらわの卓越した統治能力の賜物じゃ!」

〇ボンにゃん「おウチが上手く行ってるのは、全部ととちゃまのおかげなのよっ」

〇コバン「拙者が邪気払いに励み、良い気を招き入れておりますからな!」

〇ダンゴ君「ボス猫と女王様と旦那さんって、誰が一番エライんですかぁ???」

2017-01-11 18:36 

50.P・C・A・P (パソ・コン・アホ・ピーポー)

  年初からPCの不具合に悩まされているママ。きっとダウンロードだかインストールなる者の仕業です。他の人のブログを見に行くと、何人もがPC不調に陥っています。PC達も正月休みが欲しくて、ストライキに入っているのでしょうか??

 ママは電気が通っている物は、全部生きていると思っているので、いちいち名前も付けて可愛がっています。それなのに時々アップデートなどという反乱行為があり、見慣れたアイコンの顔つき(?)が、変わってしまいます。「前の奴はどこに行ったのじゃー」と慌てても遅く、新参者は決まって使い勝手が悪くなっています。慣れている方を使い続けたくても、「ナンチャラに対応していません」とか「ホニャララを入れないと使えません」とか、脅迫状(?)が届くのです。だいたいPC業界というのは、ネットに繋げなくて困っているのに「詳しくはHPをご覧下さい」だとか、一体どうしろと言うのでしょう。

 ママは突然話しかけてくるようになった「しり」という女にも、困惑しています。知らないうちに勝手に居着いてしまって「聞き取れませんでした」と声を上げます。人の話を盗み聞きしている上に、もう一度言えと命令するのです。カンジ悪いので追い出したいのですが、方法が分かりません。ネット上にはウインドーショッピングを、後ろから密かに観察している営業マン(?)もいて、買わなかった商品を後からしつこく勧めます。キモいです。

 動物なら何でも大歓迎なママなのですが、PCに住み着いている連中にはお手上げです。

2017-01-09 18:58 

49.レッツ・ゴー「東映時代劇」

  パパが子供の頃好きだった「東映時代劇」は、ツッコミどころ満載の楽しい映画ばかりです。洞窟に入るシーンと出てくるシーンで着物が替わっているなど、有名なエビソードがいっぱいあります。ママのお気に入りは「旗本退屈男」です。話はどうでもよくて(!?)市川右太衛門さんの踊りを見たいのです。
 物語が佳境に入ると必ずと言っていいほど、広い屋敷の一角に、大きなハリボテの置かれた舞台が出て来ます。中に右太衛門さんが隠れているお約束なのです。華やかな音楽が始まりハリボテが割れると、中から現れた右太衛門さんが、太っといボディで軽やかなステップを踏みます。アメージングなダンスです。

 ママは月形龍之介さんの、ビシッ!と腰の入ったカッコイイ殺陣にもシビれていましたが、真剣を使っていたと聞いてぶっ飛んでしまいました。品格のある立派なお方と思っていたのに、アブナイ爺さんだったのでしょうか? そういえば月形さんと笠智衆さんは、最初から年寄りでしたね(!?)

 この時代の映画でお色気を振りまくのは、女優ではなく男優の役目です。立ち回りの時ガバッと脚を開いて、ふんどしをピラピラ見せてくれる決まり(!?)になっています。東映以外でも「ふんチラの王」市川雷蔵さん他そうそうたるスター達が「ふんどしピラピラ」を披露しています。昔は男のハダカに価値があったんですね。

 ちなみにパパが見ていたのは「はやぶさ奉行」(遠山の金さん)です。ドンごろーとコバンが見ているのは「猫侍」ではありませんよ。(念の為)

2017-01-06 21:47 

48.バースデイ・ブルー

 昔々、三が日はすべての店が休業で、コンビニもまだ無く、お取り寄せも食品冷凍技術も発達していなかった時代。この時期が誕生日の子供達には大きな悩みがありました。
 冬休み中だし、それぞれの家ごとに帰省やいつもの予定があるので、お友達を呼んでお誕生会を開いもらうのは無理です。新年の恒例行事が進む中、おせち料理やお雑煮を食べ続け、バースデイ感というものが全く無いではありませんか。

 ママが子供の頃の実家では、暮れから親戚が集まって年越しの宴会が始まり、そのまま新年会になだれ込んで飲んだくれた大人達は、2日の朝はなかなか起きて来ません。やっと誰か捕まえて「今日誕生日なんだけど⋯」と言うと「お年玉をやったばかりじゃないか」と言われたりします。それでもプレゼントは貰えましたが、クリスマスと近いので「両方込みでいいだろ」などという絶対許せない提案もありました。

 しかし問題は別にあります。ケーキです。お正月にはケーキが手に入らない時代だったのです。ママは大人になるまでバースデイケーキを食べた事がありません。パパがホテルのケーキ屋さんに頼んでおいて、当日受け取って来てくれたのが最初です。

 何度か三が日生まれの人と知り合いになりましたが、みんな情けない誕生日の話で盛り上がりました。後になって思えば、華やいだ雰囲気のこの時期「おめでとう」を言い合う中での誕生日は悪くないものです。何より今はケーキが買えますからね。

2017-01-04 21:23 

47.ハッピー・ミャウ・イヤー

 穏やかな快晴の清々しい元旦の朝ママが最初に目にしたのは、トイレから大量に搔き出された砂と〇〇コロの山 (⋯⋯)「新年早々ウンが付いて良いわ」などと気を取り直したものの、今度はお雑煮に入れる餅を黒焦げに⋯。さらに毎年かかさず続けていた綺麗に詰めた重箱の撮影を、すっかり忘れて中身を食べ切ってしまった(!!) ママはおせち料理があまり好きではないので、一日で食べきれる量しか用意していないのです。

 去年の暮れようやくブログのサイドにメンバー紹介欄を設置して(これだけの事に2ヶ月もかかった!)意気揚々と2017年に突入しようとしていたママは、すっかり出ばなを挫かれて、昔何度も見た映画をまったりと見続けるヤル気のない初日を過ごしました。すぐに内容を忘れてしまうので、時間を置けば何回でも同じ作品を楽しめるお得な性分なのです(見始めて15分も経ってから、やっとコレ見た!と気が付いたりします)

 猫達はもちろん「今年は頑張りましょう」などとは全然思わないので、いつも通りのアホンダラぶりを思う存分繰り広げ、ぶんぶん家の先行きが思いやられる一年が、またズルズルと始まったのでした。

2017-01-02 19:24