パパの書斎に新しいラックを設置します。猫達は何故かみんな大喜びです。

「おぉ! 門番 お片付けごっこを始めるのか?」おデン様 お片付けは遊びではありません。「僕張り切ってお手伝いしますっ!」ダンゴ君 張り切らなくて良いです。

「箱がいっぱいあるなっ♡オレどーやって攻めようかぁ」ゴンゴンは何も考えなくていーのよ。「拙者は防御を固めるでござるよ」コバンも固めなくて良いからね〜。

「これキャスターが付いてるぜぃ」「押して行って段差を落としたら おもしれーだろーな」ゴンは放っておくとロクなことをしないので、棚を組み立て終わる前に壊されるかも知れません。

「ゴンゴン降りなさいっ!」ママが気付いて追い払います。「オレまだなんもしてねーよ」しなくていーのよっ。

「新しい乗り物を作っているのですか?」ガンちゃんも見に来ました。「大勢乗れそうですね。宇宙猫が全員並べそうです」乗り物じゃないです。宇宙猫を呼ばないで下さーい。

「ここはオラの寝床にするずら〜」こちらではドンごろーが品定め中です。「僕の見張り台にしようと思ったのにぃ」ダンゴ君も誤解してますね。

コバンはお清めの呪文を唱えて、気になる所を念入りにチェックします。

みんなパパとママと一緒に遊んでいるつもりで、大騒ぎして飛び回るのです。

「結局書斎に置くのでござるか?」「リビングの方が皆で使えると思うでござるよ」皆で使うものじゃないです。

今度はおデン様が確認します。「設置し終えたのか?」「わらわのクッションを忘れておるではないか」クッションなんて置きませんよ。

ボンにゃんも ひと通り見て回ります。「うんうん。良いカンジだわっ」「アタチの背丈にピッタリね」アンタに合わせた訳じゃないですからー。

「書斎はととちゃまとアタチのナワバリよっ」
それはキャットタワーじゃないんですってば〜。
2022-01-30
