
7匹も猫がいると、何をするにも競争が発生します。キッチンの窓から外を見たいダンゴ君が、ゴンとガンの間に割り込んできました。「ちょっと失礼しまっす」ガンちゃんが困っています。

こちらはボンにゃんの気が済むまで、気長に順番待ちしているコバンです。相手がボンにゃんでなければ、やっぱり割り込みますよ。

一方ゴンゴンは、行く先々で揉め事を起こします。「わらわにどけと言うのか!?」「オレにゆずれよー!」おデン様お怒りで、立ち上がって戦闘モードです。

コバンは必死にタライを守っています。「オレにゆずれよー」「嫌でござる!」

ダンゴ君も不満そうに、プリンターの上で頑張っています。「オレにゆずれー!!」「僕が先なのにぃ⋯」

ママの膝も激戦区です。ボンにゃんは、ゴンに押し出されてしまいました。「いちばんいいとこゲットだぜぃ」「いぢわるねっ!」

しばらくしてゴンがいなくなったので、女の子同士で仲良く分け合います。「やれやれ これで安心して寝られるのぅ」「うんっ」安心して寝られると、ママは動けないんですけど〜。



お布団を敷くと、一年中場所取り合戦が勃発します。パパとママはいつも猫達を避けて、そっと端に入って横になるのです。




ゴンガンと一緒に休もうと思ったコバンは、冷たい目で睨まれて、居心地悪そうですね。「オマエでけぇから邪魔!」「コバンがいると狭くなるんです」「拙者はまだ子猫でござるのに」子猫じゃなくて大猫ですっ。

「だから結局ひとりが良いんですよ」ダンゴ君は睡眠を邪魔されたくないので、誰も来ないところを選ぶようにしているのです。寝床は家中に沢山あるんですからね。
2024-12-11









































