377.困ったちゃんがいっぱい

 前回あまり動いていないように見えたおデン様は、オス達がひと休みの間にオモチャを独占して、心ゆくまで楽しんでおられました。

 でも遊び疲れると、何故かママの足の上でグルーミングを始めます。「これこれ⋯」「お布団乾かしをしたいから どいてちょーだい」「もう少しで終わるからの」 気が済むまでやめません。

 やっと布団乾燥機をセットすると、すかさずボンにゃんが乗ってしまいます。「そこで寝ないのよ!」「アタチはここがいいのっ!!」

 ドンごろーとダンゴ君は、外に何か見つけたようですね。「網戸を破かないのよー!」

 こちらではコバンが水をかき出しています。「お清めはしなくていーから!」「拙者の大事な仕事でござるよ」

 虫を獲れなかったダンゴ君は、キッチンで食べ物の物色中。「かじっちゃダメよ!」「匂い嗅ぐだけでーす」

 ゴンゴンはドンごろーを背後から襲っています。「イジメはやめなさいっ!」

「オレはイジメっ子じゃねぇよぉ」「証拠はいっぱいあるのよ!」

「ホレ見なさい!」「いや昔のハナシはさぁ」「とりあえず水に流してさぁ⋯」

 おデン様も、お口からミルクを垂らしながらお叱りになります。「少しは反省せぬか!」さすがのゴンゴンもシュンとして引き下がりました。

 しかし今度は何やらおデン様が騒いでおられます。「尻尾が挟まってしまったのじゃ」

「んもぉ〜」「アンタ達は次から次へと何かしでかすんだからー」「良いから早く助けるのじゃ!!」

2022-06-17

376.にゃんコプターでダッシュ!

 ぶんぶんキャッツでは、猫達が寝たり座ったりしている写真が多いので、見ている皆さんは、大人しい良い子ばかりだと思っていませんか? 完全に誤解です! ママが猫達を遊ばせている場面がないのは、片手で猫じゃらしを振りながら撮るのが(ママには)ムリだからです。四方八方から次々飛んでくる猫達を、ブレずに捉える技術と根性がありません。なので今回は、飛ばすタイプのオモチャで挑戦しました。普段の猫達の“とんでもない暴れっぷり”が垣間見えるかも知れません。

「おっかぁ投げてくでー!」ドンの合図でよーい ドン!!
ゴンゴンも参加して、まずは軽〜く足慣らし。
コバンも走りますよ。
ダンゴ君の華麗なドリブル。
ゴンゴン飛びます!
ダンゴもジャンプ。
ドンごろーダンゴ君にパス。
ボンにゃんの飛び出し。
廊下はもう大混乱!
ガンちゃんはママに催促してダッシュ。
ガンちゃんだんだんスピードが出てきました。

 そしてついにゴンがマッハまで加速したのです!?

2022-06-10

374.入ってみゃす

 ほとんどの猫はダンボールが大好きで、置くだけで面白いように捕獲できます。

 早速入って吟味するダンゴ君。「コレは座ると外が見えないでぇす」「こっちはちょっと窮屈でぇす」好みの大きさではないようです。

「拙者は大丈夫でござる」「少々高さがあってもモンダイござらん」コバンは大きいので深くても平気ですね。

 コバンが平気でも、送られて来たのが食べ物の場合は要注意ですよ。アンタまさか中身を食べちゃったんじゃないわよね?

 おデン様は国民からの貢物と思っておいでで、気に入れば王座としてお使いになります。

「誰じゃこんなモノを送りつけて来たのは!! わらわを陥れる気か!?」「足がハマって動けんではないか」ご自分で勝手に踏み抜いたのではありませんかぁ?「良いから早く助けぬか!」

 ドンごろーはぴったりの品をゲットして愛用していましたが、少しずつ壊しています。「オラが壊したんじゃねぇずら」「いつの間にか壊れてるだよぉ」そおなのぉ?

 ここには先客が居て入れません。「オラが使うずら〜」「拙者は譲りませぬよ」

 ママがさっさと片付け始める時もあります。「なんでたたむずらよ〜」「拙者がお清めするまで渡さないでござるよ」「奥さんのケチぃ」持って行かれないよう居座ってますね。

 でも実は箱が好きじゃない猫もいるんですよ。
 ボンにゃんは他の子が入れない狭い場所を探して入ります。「ふんっ! バカねっアイツら」「ダンボールだと箱ごと捨てられちゃうのよ」捨てられませんよ。「アタチ外の箱に入れられてる猫 見たことあるもん」ママは誰も捨てませんから!

「私もダンボールには入りませんよ。宇宙に耐えうる強度が必要なのです」「脱出カプセルのフードを閉めて下さい」ソレ脱出カプセルじゃないってば〜。

「オレは何にでも入るぜぃ」アンタはホントどこにでも忍び込むわよね。
 ゴンゴンは箱があれば、もれなく全部に入ります。と言う訳で⋯。

「ゴンちゃん箱」お得なセット大安売!

 今なら3個買えば さらに3個付いて来ます!

 6個セットお値段そのまま! 今だけの特別セールをお見逃しなく!!

 ※箱の種類は選べません。ポテチは付いていません。開封後の返品不可。

2022-05-27

373.にぇこと暮らせば⋯

 猫達がお布団を占拠しています。ママは毎晩数匹の猫を乗せて寝ており、齧られたり舐められたり足が痺れたり、なかなか熟睡出来ないのです。

 トイレに行く時も気を付けましょう。暗闇でも向こうは平気なので、気にせずしつこく纏わり付いて来ますよ。「遊ばね?」「まだ真夜中なのよぉ〜」

 暗くて見えないからと誤って猫を驚かせてしまったら、エライ事になるかもです。ママの親指の付け根に穴が空きました!! (噛まれる方が悪いんですー)

 顔や手を洗うのだって簡単ではありません。横から手を出して辺りを水浸しにする7キロを、いちいち持ち上げてどかさないとです。「拙者が清めますゆえ〜」「必要ありません!」

 何か荷物が届いたら、速攻で片付けましょう。放置すると、どうなっても知りませんよ。みんなで代わる代わる、とことんチェックしてくれます。「匂いは大丈夫でござるな」「僕にも味見させてくださーい」

 だからぁ。箱の置きっ放しはダメと注意したハズです。なんでも喰うヤツがいて、ボロボロにされちゃうのです。「噛み心地オッケ〜」「全然OKじゃありませんっ」

 ひと休みしたくてもお昼寝も出来ないです。身じろぎせずにじっとしていない限り、すぐに襲われますからね。「アタチがやっつけちゃうから」「やっつけんでくれ〜ぃ」

 いつの間にか猫達が、何かを見付けていました。「オマエ先に触ってみろよ」「はいっ どうですか」夢中です。「離れなさーい!」

 狩りは猫の本能なので、仕方ないんですね。外に出る猫さんなら、もっと“大物”を獲って来て驚かされます。「私にも見せて下さい」「ほいっ ペシペシペシ」マシな方だと諦めましょう。「離れなさいってば!」聞いてません。

 興奮しているところに、ちょっかいを出すとアブナイです。「こらこらっ くわえないのよっ!」「オラ忙しいだよ」食べてしまいそうです。

 抱き上げたらママを蹴って逃げて行きました!! (蹴られる方が悪いんですー)

「たいした傷ではなかろう」猫の感覚ではそうですね。「すぐ治るのではないか?」ママの傷は治りますけど、靴を傷だらけにするのはおヤメになって下さいねー。

2022-05-20

372.ガス点検ってなんにゃ!?

 マンション猫には“13日の金曜日”のような危ない日が年に数回あります。地獄に吸い込まれそうな音を立てて、長いモノが這って来る「排水管清掃」・警報が鳴り響き、逃げても家中追い回される「消防点検」しかしこれ以外にも敵は突然現れるのです!

「なんずら〜!?誰かやってきただよぉ」

「夜廻り組 見て参れ!」「他の者は攻撃に備えるのじゃ!」

 怖いながらも好奇心が勝るボンにゃん。物陰からそっと伺っています。

 コバンはクローゼットに隠れてしまいました。「け、決して隠れているのではござらん」見て来るように言われなかった〜? 攻撃の備えは〜?「拙者はここで防御を固めますゆえ⋯」

 ドンごろーはテーブルの陰で待機です。ガンちゃんも応援に入りました。「アイツ何してるずら?」「ガス点検だそうですよ」

 ゴンゴンは何故かオヂサンの側でズリまくっています。嬉しくてたまらないようですね。「遊ばね?オレと遊ばねっ?」オヂサンお仕事してるのよ〜。

 オヂサンが外にある湯沸かし器のチェックに行くと、ゴンも付いて行こうとします。「ここ出ていい場所? 出ようとするとオカンに怒鳴られる場所じゃん」猫は出ちゃダメよ。

 その間もガンちゃんとダンゴ君は、しっかり見回りを続けます。

 点検の人が帰ると、ガンちゃんが匂いを確認します。「なるほどなるほど、そうでしたか」匂いだけで情報を集められるようです。

「ひとまず危機は去りましたねー」「オラは怖くなんかなかっただよぉ」

「よしよし。皆の者 無事なのじゃな」無事は良いけどその洗濯バサミはなんですか。「コレは気にするでない」ママが気を取られてる隙に、盗んでお逃げになったのですね?

 コバンは1時間も経ってからやっと出てきました。「怖かったのでお腹が空いたのでござる〜」「ご飯はまだでござるか」やっぱり怖かったのね。我慢したご褒美にオヤツがもらえるわよ〜。

2022-05-13