152.スタートリック・闘魂編

「こらアン・ワン!」「グフフ殿下(ガンちゃん)にしっかりお使えしとるかにー?」

「え?ワン・アン!?(アン・ワンの父)」「いきなりどこから現れたのですか?私はグフフですよ」

「偉いぞアン・ワン」「おみゃーも成長したのぅ」
「侍従兼影武者は決して自分が偽者だと悟られてはならん!」「 たとえ相手が親でも王子だと言い張るっちゃ」「いえ私は本当にグフフなので⋯」「偉い! 偉いぞっ!!それでこそ侍従だっちゃ」「ちが⋯私は⋯」

「これから宮殿10周の走り込みをするっちゃ! 」「ですが⋯」「もっと体を鍛えんと王子を守れんでにー」「だからホント⋯」「行けっ!アン・ワンッ!」

「行くんじゃー!!」「わーー!」

「もっと早く!」「走れ! 走れーー!」

「わーーっ!!」「なんだ?なんだよ!」「どしたの?」

「走れぇぇっ!」「行けぇぇっ!!」

「何事じゃ?」「なんか分かんないけど走れって」

「わーーっ!?」「なんですかぁ?」

「きゃーー!」「何なのでござるか!?」

「拙者は何故走ってるのか分からんのでござるー!」

「アン・ワンッ!わしゃ時々おみゃーを見に来るでな」「その調子でしっかり鍛錬しておくっちゃ!」「気を抜くんでにゃーだよ!!」

※ワン・アンは王宮随一の武者でありグフフ王子の乳母です(ガンザニア王朝では王子の乳母はオスが務めます) 詳しい猫間関係は「スタートリックシリーズ」でご確認下さい。

2018-04-25 20:21 

150.ぶんぶんお仕事事情

「ジェイソンどこ行ってたんだ?」「昨日は出勤日だったんだよ」「あー!そうだったな。お前は年に数回だから楽だよな〜。俺はエルム街のガキどもが、夢を見るたびに出てかなきゃならないんだぜ」「猫はいいよ。食べて寝て遊んでりゃ済むんだからな」

「何を言うか!スットコランドを統治しているのはわらわじゃぞ」

「私は宇宙友好大使として、地球猫と友好を深める使命があるのです」「オレはオカンがボケないように、毎日刺激を与えるのが役目なんだぜっ」

「アタチは忙しいのよっ。バレエの練習して、お姉ちゃんのお世話して、ととちゃまをかかちゃまから守ってあげなきゃならないの」

「拙者はこの家を清めて、邪気を払っているのでござる」「僕は夜回りに諜報活動。下足番もしてますよ」
 それじゃドンごろーの仕事は何?
「オラの仕事は⋯う〜〜んと⋯」

「アイドルだんべ!」

2018-04-14 02:13 

149.猫屋敷の怪

 ゴンゴンの背中にガンちゃんの生首が生えていました。

❕❕ ❔❔❔

 この時はゴンゴンの首が無くなっていますね。

 足の生えているカーテン。

 ダンゴ君の後ろには背後霊が!!

「んん!?」

 ドンごろーは尻尾がなくなっていました。
 捜してあげましょう。

 ここには足しかないし。

 あ! あの垂れ下がってるのを着ければいいんじゃない?
「やだ!やだ! オラあんな尻尾は着けたくねぇだ!」

 あのフワフワのはどうかなー。
「オラあれがいい! あの尻尾がいいだ!」

 「アレはわらわの従者じゃ。誰にもやらん」

「うぇ〜〜ん」「オラあの尻尾がほしいだよ〜」
 あれっ? ドンごろー。ドンの尻尾が戻って来てるよ!

 「よかったずら〜」「やっぱオラの尻尾はかわよいだなぁ」
 もう落とさないようにねっ。
 他のみんなも尻尾や足や首なんかを置き忘れるんじゃありませんよ。

2018-04-07 23:00 

147.本日休業?

 花粉症が悪化しているママは暖かい日でも家中を閉め切っています。キッチンの曇りガラスの窓を開けてくれません。

 ここはバードウォッチングしたい猫達の人気スポットで、窓が空いていれば交代で長い間外を見ています。

「オカ〜ン。窓開けてよぉ」「義母上様お願いします」「ダメっ! 今日はお外はお休みの日なのっ」「お外やってないのよっ!」
「外が休みとはどういうことでしょう。地球のシステムは不思議です」「オレが悪い子ちゃんだからぁ?」
「地球ではお外も休日を取らなきゃいけない決まりですっ」「ゴンゴンが悪猫だからですっ。ヘーックション! ううぅ⋯」

「しかし私はこの窓からUFOの見張りをしなければならないのですよ」(謎の円盤UMO)
「いいのいいのっ。どうせここを通るUFOはポンコツばっかりなんだから。放っておいても地球侵略なんてできやしませんっ。バックシュン! バーックチョン!」「ズズズズッ⋯」(鼻をかんでいる)

「アタチのとこにはお友達のピョードル(イソヒヨドリ雄)が来るのにぃ」「あのバカ鳥はあんたに求愛ダンスをしてるのよぉ!?」「オカシな奴とお付き合いしちゃいけまへんっ!! ふわ⋯あっくちゅい!」

「これ乳母。皆を威嚇するのはやめんか」「威嚇じゃありません。くしゃみが止まらないだけでしょ」「窓は開けませんからねっ!」

2018-03-26 20:35 

146.死ぬのはにゃつらだ!

「僕ダンゴです。目を開けて寝てる訳じゃありません。忍者ですからつねに緊張感持って仕事してます」「うっかり寝ちゃうとジャンプ台を滑り降りる夢なんか見ちゃいますからね」(オリンピックでシュワッチ!)
「ただいま畳と同化中です。隠れ身の術ですよ。どこにいるかさっぱり分からないでしょう?」

「ダンゴはどこずら? ダンゴがいねぇだよ」
「ほ〜らね。力では叶わなくても僕には忍術があります」

「書類をチェックするふりして後ろの会話を聞いてます。情報収集は忍びの基本なんです」

「お屋形様は僕に、旦那さんの洋服の寝押しの役目を押し付けて、箱の中でくつろいでますけど、のんびりしてられるのも今だけですよ」

「僕もうコバンに勝てるんです。大きさが2倍だって怖くありません」

「この間ついにゴンゴンさんだってやっつけたんです」

「僕はあきらめません。耳を噛まれたくらいでメゲたりしません」
「体が小さくても一番若くても、いつかお屋形様を倒します」
「いつか必ず勝ちますよ!」

2018-03-20 21:08