78.映画館でびっくり!

 ママが時々行く“とーほーシネマ”では、上映前に「非常口の案内」が映されます。これがすごく短いので自分のいる場所を確認する前に切り替わってしまいます(客を避難させない気なのねっ?) “ぷりんすシネマ”に至っては「非常口のご案内」そのものがありません(やっばり客を逃さない気だわっ!)「マナーの呼びかけ」や「映画泥棒」は長々とやるのに何なんでしょう。自分で確かめておきましょうね。

 だいたい「上映中はお静かに」と言う一方で、ガサゴソうるさいポップコーンを強くオススメするのも解せません。「持ち込みするな」も映画館側の利益確保の為なのでしょうね。

 しかし客の中にはツワモノがいます。ママが以前見に行ったSF大作では、隣の席のオヤジが、鞄からタッパーに入ったオツマミとカップ酒を取り出しました。楽しみ方を心得ています。

「前の列の方っ! 立ち上がらないで下さーいっ!」

 ママが今までで一番びっくりしたのはジョージ・A・ロメロ監督の「死霊のえじき」です。ホラーは年々刺激が過剰になっているので、若い人はこの作品を見てもそんなに怖くはないでしょう。ママも恐さに驚いた訳ではありません。隣に座っていたお兄ちゃんが、上映開始して割とすぐの「手がいっぱい出てくるシーン」で椅子から飛び上がったのです!!

 比喩的表現ではなく、彼は本当に飛び上がりました。すぐに気を取り直して腰掛けたものの、ショッキングなシーンが来る度にヒクッ!と痙攣するのが分かります。映画終了後に見ると青ざめてグッタリしていました。この時は他にも途中で逃げ出した(!)観客が数人いて、怖がりな人たちにホラーを見せる実験でもやっていたんでしょうか!?

 苦手な人は無理してホラーを見るのはやめましょう。本当に寿命が縮みますよ!

 ママも猫に見せるのはヤメテねっ。

2017-03-27 18:24 

77.ママだったんだねっ!?

 多頭飼いでは後から来た子が、飼い主よりも先住猫になつく場合があります。我が家では幼児の時に相次いでやって来たゴンとガンがママにべったりで、この二匹より年上で来たギンさんを除き、みんな最初はゴンかガンになつきます。ゴンゴンは小さい子をとても可愛がるし、ガンちゃんは優しいからです。

 うちに来た子猫は、しばらくの間ママを給食のおばさんとしか思っていません(!) 撫でてあげようとしても「アンタだれっ!?」という顔で見上げたりします。遊んでくれる先住猫にしか関心が無いのです。そして眠くなったら一緒に寝てもらいます。これでは黙々とゴハンの準備をしたり、トイレの掃除をし続けているママに、注意が向かなくても無理もありません。

 ところがそのまま行くのではなく、何故かみんな大人になった頃から猛烈にママになつき始めます。理由もきっかけも不明ですが、ある日突然「ママ居たんだねっ! 僕のママなんだねっ!!」と20年ぶりに再会した親子(!?)のように抱きついて来たりします(意味わからん)「最初からママなんだけど〜」と言ってみても「ママッ! ママァァァッ!!」と今までの疎遠(?)を取り返そうとするかのような濃厚な親密ぶりを示すのです。

「お前達バッカじゃね?」とママは言ってますが、ママが大人猫に育児を任せっきりにしているせいだと思いませんか? 


 ダメですよね〜。

2017-03-23 19:00 

75.ダンゴ君は2度死ぬ

「ダンゴ! ダンゴはどこじゃ!」「相変わらず呼んでも来ない奴じゃっ!」(女王様の憂鬱)

 ダンゴ君はおデン様の声で「はっ!」と目を覚ましました。

 そして信じられない場面を見たのです。

「おデン様とコバンが⋯ちゅ⋯!?」「え⋯!!!!!

「そうかっ! 耳折れ同士は結婚出来ない。だからおデン様は僕を諦めようと⋯」「つらい決断をなさったんだなぁ」「だったら僕もおデン様を諦めて他の人を⋯?」「でもうちにはあとはボンにゃんさんしか居ない」「それなのに彼女は僕を嫌ってる⋯」

「僕を完全に無視するし、追いかけると怒るし⋯」

 ダンゴ君がブツブツ言い続けているとゴンゴンが声を掛けました。

「バーカ!」「耳折れと短足も結婚出来ないんだぜ〜!」

 ダンゴ君は固まってしまいました。

「え〜? 何て言ったの〜? 僕聞こえなーい! 僕知らないも〜ん」
「僕一生結婚出来ないなんてこと無いよね〜 」
 目付きがおかしくなっています。

「女王陛下のダンゴ君」「ダンゴ君大作戦」もお読みになると、ナルホド納得です!

2017-03-16 18:15 

70.仲良しヨシヨシ

 ガンちゃんはみんなと仲良くします。

 誰にでも同じように優しく接するのに、あんまり報われてないような⋯。

 ゴンゴンはガンちゃんが眠っているところに、構わず入って寝ちゃいますが⋯。

 ガンちゃんが一緒に寝たがっても入れてくれません。

 情けないけど、どんなに意地悪されても、幼児期からの親友なので我慢します。

 おデン様とボンにゃんは、仲がいいんだか悪いんだか⋯。

 これこれっ! お姉ちゃんをかじらないの!

 こっちの二人は小さい頃から適度な距離感。

 青年期に入っても、まだまだワルガキ仲間の気分。

 中年になっても子猫時代と同じくべったりな二人。結局また無理やり一緒に眠るんですね。

 このベッドはもうオヤジコンビには狭いと思うんだけど〜。 

2017-03-03 20:12 

68.猫缶なんだもん!

 ママはキャットフードの成分に疑問があります。添加物とかではなくて主原料です。猫が牛に襲いかかっているところや、海に潜ってマグロに食い付いているところを、想像してみて下さい(可愛い⋯ってそういう問題じゃありまへん)

 ネズミ缶とかスズメ缶とか、虫やトカゲでも構いませんが、何故猫が狩りしそうな動物で作らないのでしょう。肉食魚用の生き餌の金魚か、爬虫類用の冷凍ネズミを試してみたいと言い出した時は、パパにエグイと反対されました。それに猫の食性は最初の一年くらいで決まってしまうので、食べた経験が無いとあまり喜んでくれません。

 ところが食べさせてなくても、絶対に自分達の食べ物だと思い込んでいる物があります。ツナやサケなどの魚缶です。

 ママは猫達が小さいうちに、人間用の食事は絶対に分けてくれないと教えています。最初は食卓で大騒ぎしていた猫でも、半年も経つ頃には手を出さなくなります。(でもそばでジトーッと見てたりするけど)

 焼き魚や煮魚には興味無いのに、缶詰だと「ママがゴハンを独り占めする気だーっ!!」とワラワラ集まって来るのです。こうなるともう料理するのはムリで「お前らのじゃなーーいっ!」と逃げ回りながら食べてしまうしかありません。普段ドライフードで、猫缶は特別な日のご馳走にしていたのが、良くなかったようです。

「オカン!!オカン!!」「義母上っ!」「おっかー!」「これ乳母っ!」「かかちゃま!」「奥方様ぁ!」「奥さん! 奥さ〜んっ!」潤んだ瞳ですがり付いて来る七匹の猫を、蹴散らしながら食事が出来るなんて、ママの非情な性格が分かりますよねっ!

2017-02-27 18:05