340.ホラー撮影日和だにゃ

※前回 台風通過中の写真について、皆様からご心配を頂きありがとうございました。ベランダから暴風ではないのを確認して外出し、ママの後ろに付いているパパが、物が飛んで来たりしないかなど注意を払った上で、撮影していました。

 何故わざわざ嵐の日なんかに出掛けるのかというと、そういう時にしか撮れない写真があるからです。天気が悪いと撮影日和と思うのは、ホラー写真家の性なのです。

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 例えば台風が来る度に“田んぼの様子を見に行った爺さん”が、亡くなる悲劇が繰り返されますね。TVでも「様子を見に行くのはやめて下さい」と呼びかけているし、行ったところで何も出来ないのは分かっているのに、爺さんは何が何でも田んぼの様子を見に行きます。“台風の時に田んぼの様子を見に行く呪い”は強力なので、家族が羽交い締めにして阻止するしかありません。出来るでしょうか。同様に凶暴なママを羽交い締めにして、嵐の中をフラフラと出て行かないようにするには、パパも命がけになるのですよ。だったら一緒に外に出て、安全確保係をやった方が賢明です。

↑ほぼ同じ場所を、晴れの日に撮った写真と、嵐の日に撮った写真で、雰囲気を比べてね。
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 いつものご近所も、人通りが絶えるので、絶好の撮影チャンスなのです。

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 最後につまらない水溜り(ママは好き)の画像を、ホラー化する過程を見てみましょう。

左がそのままの写真・右が加工後。

 とりあえずどんな物でも、ホラー写真にしてみちゃうのがママなのです。

2021-10-08

215.ホラー写真を撮りましょう

「ホラー写真」はいわゆる“心霊写真”とは違います。心霊写真は作成用アプリが色々あるので、ここではホラーな(雰囲気がコワイ)写真を作ってみます。

 このビルは駅前の人通りの多い立地にあり、心霊スポットなどではありません。たまたま改装工事の時に撮ったものです。人が居ないのに気付いたらチャンスですよ。賑やかで楽しそうな場所なんてサイテーですね。

 暗い場所で撮りましょう。なるべく古い建物が良く、壊れかけならなおさらです。夜でも明るい商店街とか、新しいピカピカなビルがあると、がっかりするでしょう?

 雨の日も外せません。普段見えないものが写ります。よく晴れた雲ひとつ無い青空を見ると、落ち込みますよねー。

 色をキレイに出してはいけません。発色を抑えたりクール目に調整したり、露出も合わせてはいけませんよ。暗いか明るすぎるかシーンによって選びます。そしてもちろん全体に、ピントばっちりの写真なんか絶対ダメです。みなさんもピンボケの技術を身に付けましょう。

 人が入ってしまう場合は、なるべく怪しく見える瞬間を狙います。工事現場の後片付けをしているだけのオヂサンも、意味ありげな配置になるよう写します。

 いつものスーパーだって、お買い物中の奥様だって(通路奥に佇んでいます) なんでもホラーにしてしまいましょう。

 もちろん観光地でも、ホラーになるアングルを探します。にこやかに記念撮影なんかしてる時間があったら、不気味ポイントを見つけましょう。
 みなさんも頑張ってホラー写真を極めて下さい!

 ※「猫浦撮影スポット巡り」でもホラー写真を撮り歩きしています。

2019-05-23 23:17