17.女王陛下のダンゴ君

 おデン様と結婚するのがダンゴ君の夢です。ママに耳折れ同士は一緒になれないと聞いたので、一所懸命耳伸ばしもしました(成長に連れて立ち上がっただけでは?)
 でも体が大きくなったら、ボス猫ドンごろーが容赦しません。
 今までボスと言っても、自分より年上のゴンゴンとガンちゃんに小馬鹿にされていたドンは、年下のコバンとダンゴが来て大喜び。何かと威張り散らします。

 ママの入っているお風呂から水音がした時、ドンは後ろに控えていたダンゴ君に、顎を振って合図しました。「おめぇ見て来い!」
 この湖(お風呂)からは時々水しぶきが飛んで来ます(もちろんママがやっている)
 何かが居るに違いありません(ママが居る)
 もしかしたらネッシーかも(そんな訳ないでしょ)
 スットコランド(スコットランドじゃないのよ)の伝説を知っているダンゴ君は、怖くて見に行けません。痺れを切らしたドンごろーに背中を咬まれました。
「オラの命令が聞けねーだか!!」(ドンだって怖くて自分で見に行けないくせに)

 ドンごろーはおデン様に言い寄っては邪険にされています。
 おデンはドンが鬱陶しくてたまりません。
 パパとママに言いつけられたミッションが終了し、ドンの子分に成り下がっているダンゴ君に、憧れのおデン様がそっと囁きました。
「わらわのスパイになるのじゃ」

 ぼんやりしたお方にしか見えないおデン様ですが、実は頭がよろしいと言う噂もあります。彼女がダンゴに出した指令は恐ろしいものでした(ダンゴ君にとっては)

 やがて徐々にその陰謀が姿を現します。

2016-11-08 19:02 

16.ぶんぶんキャッツが勢揃い!

 7匹全員が映った珍しい写真です。TV画面の字幕もばっちり合ってます。
 現役ぶんぶんキャッツが出揃ったので、改めて近況報告します。

「ゴンゴン」 オヤジになって凶暴度は下がったものの悪辣度はますます上昇。いやらしさには磨きがかかってます。

「ガンちゃん」大きくなったボンにゃんに一緒に寝てもらえなくなり、娘に相手にされない寂しいお父さん状態。

「ドンごろー」お腹にだけ貫禄が付き、見た目は立派なボス猫。アホ指数はオーバッカからチューバッカに少々改善。

「おデン様」 相変わらず一人のんびりと女王道を行くマイペースなお方。皆が大騒ぎしている最中もガフガフといびきをかいて熟眠。
「ボンにゃん」ちょっぴり気難しくなったものの物見高さは健在。オス同士の揉め事にも必ず首をつっこみ、何故か一緒に走り回る。

「コバン」 同じ年頃のおトモダチを得て、咬むと咬み返される。ひっかくとひっかかれる。当たり前の痛さを実感して、おとなしい猫に変身! 真面目に陰陽道に励む。
「ダンゴ君」 コワい顔に似合わぬ社交性を発揮。スットコグループの中の立ち位置を思案中。ドンごろーを差し置いて憧れのおデン様と仲良くなりたいっっ!!!

2016-11-07 19:10 

15.ニンジャ潜入!

 “夜廻り猫の遠藤平蔵”じゃありません。ダンゴ君です。
 コバン矯正という重大な使命を帯びてスットコランドから(スコットランドじゃないんです)やって来ました。
 今回の任務にはコバンの激しい攻撃に耐え、忍耐強い取り込み工作を続ける意志が必要です。
 この顔を見れば納得です。一目見て選ばれました。

 仔猫とは思えない目付きの悪さにママはぞっこんです。
 ママはふてぶてしい猫が好きなのに、みんな大人になるとカワユクなってしまうのが不満なのです。

 ダンゴ君は期待どおりの強い子で、自分の倍もの大きさがあったコバンにひるむ事無く、無事任務遂行して見せました。

 しかし誤算もありました。
 耳が折れているスコさんは、他の猫に誤解されやすいです。
 猫は通常怒っている時に耳を倒します。しかもダンゴ君はこの顔です。ケンカを売っているとしか思えません。
 猫社会の常識が無いコバンは気にしませんでしたが、大人達はびっくりしてしまいました。これがダンゴ君の普通の顔だと認識するまで、あのドンごろーでさえ彼を避けていました(自分もスコなのに⋯)

 信じられないかも知れませんが、実はダンゴ君は甘えん坊です。
 あの顔で睨みながらママの胸によじ上って来ます!
 甘えたいのか文句が有るのか分かりません!!

2016-11-06 18:36 

14.陰陽師召喚!

 黒猫は魔除け。無病息災に効果ありと言われます。小さいのにどっしりとした風格。何事にも動じない面構え。これは将来立派な陰陽師に育つと、パパに見込まれてやって来たコバンです。
 しかしこれがまた問題児でした。
 どうしてパパが気に入るとみんなヒドイ奴なんでしょう。ゴンゴンだってママだって⋯(!?) 

 この子は(まだ修行中なので)魔物と家族の区別がつきません。
 ゴンゴンに「おのれ悪魔め!!悪霊退散じゃー!!!」
 ガンちゃんに「おのれエイリアン!!地球侵略は許さーん!!!」
 ドンごろーに「おのれ狼藉者!!成敗してやるー!!!」
 おデン様に「大化け猫めー!!悪霊退散!!!」
 ボンにゃんに「短足お化けめー!!悪霊退散!!!」
 誰彼かまわずひっかく噛み付く飛びかかる。悪霊退治に邁進します。
 パパとママにまで邪気払いしようとする始末。
 大人猫達は困ってしまって逃げ回り、やがて誰も寄り付かなくなりました

 寂しそうにクマに寄り添うコバンを見て、ママは考えました。
 親猫から早くに引き離されたり、兄弟が一匹も居なかったりした仔猫は、社会性が育ちません。誰にも教わっていないので、構ってもらうにはどうしたらいいかが判らないんです。
 (多分)遊んで欲しいだけだったのに、一人ぼっちになってしまいました。

 こんな時こそ、例の「おトモダチ作戦」です! (凶暴仔猫の対処法)
 前回は大失敗したおトモダチ作戦ですが、今回は大丈夫。のはずです。

2016-11-05 18:28

12.漫画編集者の妻

 ママはゴンゴンより凶悪です。
 性格の悪さなら負けない(!?)と自慢します。
 ゴンゴンはママを恐れているので、ママが怒ると怒られているのが誰でも、速攻で謝りに行きます(98%くらいの確率でゴンだけど)
「おひゃーん」(オカン)と鳴いて、だっこしてもらえるまで頭突きします。
 パパとママが些細なケンカを始めた場合も、二人の間に入って謝り続けます。ママの機嫌が悪かったら、とりあえず謝ると刷り込まれているんです。

  ギンさんとガンちゃんの寝ている所に無理矢理割り込むゴンゴン。
「ごめーんオカン。ガンがオレと寝たがるんだよ」(寝たがってません)

 ガンちゃんとドンごろーの寝ている所に割り込むゴンゴン。
「だってガンがオレを呼ぶんだよー」(呼んでません)

 ドンごろーにいやらしい行為をしかけるゴンゴン。
「ごめーんオカン。ドンごろーがいいって言うからさ」(言ってません)

 ママは物を壊しても(そんなには)怒りませんが、他の猫への悪事は許しません。この家で悪い事をしてもいいのはママだけです。

 パパは温厚な性格なので、ママとうまく暮らせるのはパパの人徳のおかげだと思いますが、ママは自分がエライと言います。

 パパがいつも忙しかったので、家具を組み立てたり、テレビやDVDの配線をしたり、力仕事も一人でさっさとやります。
 パソコンが苦手でやり方も判らないのに、いきなりブログも始めました。
 今日は写真が取り込めなくなって焦っていたし、そもそも文字を打ち込むのにとんでもなく時間がかかってます(先に勉強してからやろうと思わないんでしょうか)
「あ、しまった」とか「なんじゃこりゃ」とか頭を掻きむしったり、まとわりつくゴンゴンを放り出したりしながら、何とか頑張ってます。

「オレだって色々大変なんよー」

2016-11-03 20:09