36.ぶんぶんTV事情

 アニマルプラネットには「行儀の悪いペット達」という、自分のペットがどれだけ家をめちゃくちゃにしたかを競って大喜びする、訳の分からない番組があります。ママはこれを見ると、うちのゴンなんかずーっとマシと思えて、ちょっとなごめるのです(見てる間だけ)
 他に「怪奇現象の研究」(ディスカバリー/理想の家を手に入れたはずの家族が、悪霊に追い出されて一文無しになるまでを追った再現ドキュメンタリー)で中古住宅の勉強を、「古代の宇宙人」(ヒストリー/神や古代遺跡や先端技術は、すべてエイリアンの仕業と主張し続ける長寿番組)で大事な宇宙人研究をしていますが、どちらも家族に不評です。ひたすら飛行機が落ちまくる「メーデー」(ナショナルジオグラフィック/飛行機事故の原因調査)もお気に入りの番組ですが、出張でよく飛行機に乗るパパが、「俺に見せるな!」と怒ります。
 パパが好きなのは「サラメシ」とか「家族に乾杯!」とか、温かみのあるプログラムです。

 猫の好きな番組で有名なのは「世界猫歩き」です。ウチではドンごろー以外の猫は見ません。ドンはボスとして、見慣れない猫が居たら睨みつけていなければならないのです!(縄張りに入って来たら大変ですからね)

   猫視聴率NO.1と言われていた「ダーウィンが来た!」(世界猫歩きコラボ)の時は、コバンに見張りを任せて、ドンも寝ちゃっていました。いつもアニプラを見ているので、この手の番組に慣れてしまっているのです。
 「強そうな奴が来たらオラを起こすだよ!!」

 家族全員で見られるのは、やっぱりスポーツです。猫達の一番人気はゴルフで、ガンちゃんだけはフィギュアスケートを見ます。選手を叩こうとするので、転ぶのではないかとつい心配になってしまいます。  

2016-12-07 19:19 

34.猫飼いベストドレッサー

 若い頃は美しくなるのが目的だった化粧が、40代になればアラ隠しの為になり、50代になると、ほとんど特殊メイクの域にまで到達しています。メイクをしないと眉毛が薄くなっているので、ヤンキー女の成れの果てにしか見えません。
「昔は美人だった」と言い張っているママも、今ではパパと、鏡餅のような立派なお腹を張り合う毎日。年を取るにつれ似合う服が無くなり、似合うかどうかではなく、着られるかどうかが大問題。(前は似合う服が有ったのかという素朴な疑問をお持ちでしょうが、本人がそう思うかどうかの話です)

  猫飼いは黒い服を着ません。素材感はツルツルが良いです。毛だらけになります。我が家にはチュバチュバをせがむ猫が2匹居るので、抱っこして指をしゃぶらせるとヨダレだらけにもなります。 
 下は自分のアンヨをチューチューするゴンゴン。ブクブクとヨダレ泡を吹き出すので、ママのシャツはベットベト(あーきったない)

 ハーブの髪染めをした後は、髪の毛もベチャベチャに舐められます。特にゴンゴンはハーブジャンキーです。葉っぱに目がないアブナイ奴です。頭にしがみついてニッチャクッチャと咬み、振り払っても何度でも跳び付いて来ます(しつこい!) 髪の毛をヨダレでグチョグチョにしながら、猫を乗せて歩く姿は人に見せられません。

 化粧水も、もっちりプルプルとか吸い付くような肌にとか、そそられる謳い文句が書いてあったら使えません。顔に猫毛が張り付くからです。老眼の目を凝らして何とかつまみ取っても、またすぐに張り付き、すごくかゆくなります。
 7匹も猫がいたら家中に毛が飛んでいるんです。ママがお掃除をサボっているせいではありません。ママは目に付く所はちゃんと掃除します。あとは見ない振りして済ませてるだけです。

 結局お洋服は、完全インドア派であっても、アウトドアブランドがベストです。汚れてもザブザブ洗えて、ひっかかれても裂けません。たとえダサイと思われても、ママにはユル〜イ服が良いんです。

2016-12-02 18:48 

30.ドリームキャッツァー

 かつて韓流スターの中で誰が好きと聞かれた時、ママが「ソン・ガンホ」と答えると、ビミョーな沈黙が流れました。最近ママは、彼が主演の映画の夢を見ました。

 海辺の街でドーンドーンと音がして、海面に青緑の蛍光色の花火が上がります。人々が集まって来て見ていると、岬に真っ黒な灯台のような物が出現します。その中からエイリアンがぞろぞろ出て来るのです。全員同じ人間の姿です。18世紀の軍隊か、レトロなグループサウンズのような、色あせた服を着ています。ガンホさんは女性を連れてショッピングセンターに逃げ込みますが、エイリアンがどんどん入って来て、人が次々捕まって行きます。裏口から脱出したものの、通りはすでにエイリアンでいっぱいです。門柱の陰に二人が身を潜めていると、すぐ横の戸が開いてエイリアンが現れます! 

 良い所で目が覚めたママは、続きが見たくて仕方ありません。
 しかし何と次の夜、夢の中で映画のチケットを持っていました。賑やかな商店街を歩き、映画館を見付けると、ポスターが張ってあります。ガンホさんの後ろには怪獣もいるではありませんか。「凄いっ! 怪獣も出るんだ!!」喜んで中に入ろうとしたら目が覚めました。
 ママはまだ何とかして続きを見る気です。

 猫には超能力が有ります。その一つが人間の夢の中に侵入すると言うものです。

 ある日ママは綺麗な石畳の街を旅していました。ふと見るとスーツケースの上にゴンゴンが乗っています。ゴンゴンは飛び降りて何処かへ行こうとします。
「こらこらこらっ! 人の夢の中で勝手にどっか行くんじゃないっ!」ママはゴンを捕まえなければと思い、焦って目が覚めました。

 もちろん夢の中で猫を連れ帰らなくても、ちゃんと戻って来ます。猫はあなたの夢を好きなように見て歩くと同時に、守ってくれています。悪夢に悩まされている方は、猫と一緒に寝てみて下さい。猫が夢に巣食う魔を追い払うので、しだいに怖い夢を見なくなります。

 また夢の中で会う知らない猫「夢ノラ」は吉兆です。毛色の種類によって色々な意味があります。今度夢を見たら、夢の中の何処かに猫が居ないか探してみて下さい。もし見付けられたら良い事があるんですよ。

2016-11-23 19:34 

24.猫ポチ対策室

 ママはイギリス製トースターの機能が理解出来ません。回転式ツマミに1から3まで数字が書いてあり、2を過ぎた所に三角マークがあります。最初ママはここが「標準点」だと思ったのです。実は「限界点」でした。ここから先は、家庭で手軽に炭を焼きたい人の領域です。何のために3半くらいまでツマミがあるんでしょう? イギリス人の意図が判りません。

 ハンディ掃除機の説明書には、充電が切れるとランプが点滅すると書いてあります。ママがもうすぐ切れるという合図かと思ったら、唐突に切れてから点滅する物でした。説明書は正確なのですが、イギリス人の意図が判りません。

  キッチンでは換気扇も不思議です。ロック機能が付いていますが、そもそも子供には手の届かない高さです。まさか猫対策じゃないですよね?

 ロック機能は洗濯機にも付いていますが、ドアを開けられないようにするもので、他のボタンは押し放題です。洗濯機の上で寝たい猫達によって、何度も洗濯が中断され、ママは怒り心頭です(それでも乗ってる二人⬇︎)

 猫ポチ問題にママはずっと悩まされていて、電気ポットを諦めました。ロックボタンを押してから給水ボタンを押さないとお湯が出ないのに、ちゃんとこの順番で押してしまうんです。何度も熱湯を床にまかれました(危ないっ!) 今は昔ながらの魔法瓶を使ってます(エコですね)

 キッチンと洗面所の水栓も替えました。押すと水が出て持ち上げると止まるタイブだったからです。あっちもこっちも水が流しっぱなしになります。風呂場だけはシャワーとの混合栓なので、風呂イスでガードするしかありません。

 ママがもっとも悲しかった猫ポチは湯船の排水栓です。お風呂をリフォームしたら、ゴム栓からボタンタイプになりました。溜まったお湯を抜かれてしまいます。いろいろ試したあげく、佃煮のフタでガードしました。リゾート気分に浸りたいと思ってリフォームしたのに、佃煮のフタですよっ!!

 ガンちゃんが乗っているキーボードカバーは「ねこぽち」という商品名です。これを買う以前は「ぬぬぬぬぬぬリリリッ」(緊急事態かっ?)とか「JKJKぼぼぼぼ」(なんかいやらしい)とか打ち込まれてました。ちゃんと途中で変換してるのが驚き。宇宙メールを出そうとしてたのかも知れません。

 皆さんは猫ポチで困った経験ありませんか?

2016-11-15 18:12

21.謎の円盤 U M O

 この街に引っ越して来てからママは、度々不思議な物体を見ました。子供の頃から何度かUFOは目撃していますが、猫浦では首を傾げたくなるような妙な物が出没するのです。(本文と写真はモチロンまったく関係ないです)

 うちのキッチンの窓からは100メートル程先の交差点が見えますが、夜は人影がやっと判別出来る程度の暗さです。ある真夜中にママがコップを洗っていると、ここをレッカー車に引かれたアダムスキー型円盤が通りました(!?)

 寝ぼけていた可能性はありません。漫画編集者の妻は完全な夜型です。長年ポストから朝刊を取って帰宅するような夫を待って暮らして来たので、夜は大丈夫です(午前中はダメです)

 別の日の深夜には、タクシーの屋根に乗っかったミニUFOが通過しました(???)

 何故1秒かそこらで通り過ぎてしまう物体を目撃出来るかと言うと、それらが通る時もの凄く明るくなるんです。少し前から交差点の片側がどんどん明るくなり始め、思わず何が通るんだろうと注目してしまいます。

 交差点のさらに先には運河が見えますが、水面を船のように航行するUFOを見た事もあります。どれも工事現場で点灯しているライトを、数十個も並べたような明るさで通り過ぎます。

 この街に何か原因があるのか、それとも家に居るあの猫が問題なのか⋯(ママの頭の中にも問題がありそうです)

 リビングの窓の外からはヒュンヒュンヒュンヒュンというような金属音が聞こえる事もあります。すぐにカーテンを開けて確かめようとしても、静かに寝静まった街が広がるだけです。

 パパに報告すると「あ良かったね。金曜日は遅くなるよ」とか落ち着いた反応が返って来ます。パパは当然ママに慣れています。
 それでもママは絶対に何かがおかしいと、今日も言い続けているのです。

2016-11-12 18:13