53.ぶんぶんハンティング

 暖房が行き渡るのは狭い家の利点です。(負け惜しみ) ここ何日かの寒波にも、ヌクヌクとのんびりしてる「ぶんぶんキャッツ」です。みんな本当に甘やかされて育ってますね。

 昔パパとママと私(ブン)が暮らしてたのは、山奥(??)の広い家。周囲は自然が豊かだったので、よく色んな虫が入り込んで来ました。私が巨大な蜘蛛やムカデとじゃれてると、決まってママが大声をあげて、横取りしに来ました。見つからないで楽しめた時は、飽きてからママにあげました。へろへろになったゴキブリなんかを見せに行くと、いつもキャーキャー喜んでくれたものです。

 ママがくれたおもちゃは、遊び終わったらちゃんとお靴に入れておきました。ラーメンのスープ袋やミントチョコの包み紙は、冷蔵庫の下に収納していました。現役「ぶんぶんキャッツ」は、誰も何も片付けません。もらったおもちゃも片っ端から色んな隙間に入れてしまって、すぐに遊べなくなるのです。

 だいたいオス達は狩りがヘタです。ゴンゴンは1センチくらいの小さな蜘蛛でも、じっと様子を見るだけです。運動神経は抜群なのに、気が小さくて手が出せないのです。ガンちゃんは勢い余って空振りするタイプ。ドンごろーは鈍いのでやっぱりダメ。ギンさんが居た頃は、彼女がさっさと仕留めてました。狩りの名手だったのです。

 ネコ科の動物では、狩りが上手なのはメスの方です。おデン様は皆を押しのけて、ボンにゃんは小さくてもすばしっこくハンティングが出来ます。

 ダンゴ君だけは、毎日真面目に狩りの練習をしています。猫砂などをぶっ飛ばしては追いかけて、腕を磨いているのです。充分に訓練をした後は、使用済みの砂つぶを、パパにプレゼントしてくれます。

2017-01-16 23:38 

3.私はもう死んでいる!?

 その年、人生で一番悲しい別れを経験したパパとママ。
 つらい2ヶ月を過ごした後、やはり猫の居ない生活には耐えられないと思いました。
 私を探した時には、あんなに時間を掛けたのに、たまたま見かけたゴンを選んでしまったのは、そのせいかも。

 ゴンゴンは私と同じ目の色をしてるんです。
 前回のペット業界用語を思い出してくださいね。
 彼は元気でお喋りで甘ったれ、好奇心旺盛で頭も良い子です(つまりサイアク)
 ママはいつも私に「ブンは世界一の美人さん」「世界一の良い猫ちゃん」と言ってました。
 そんな私と20年もいっしょに居たからか、他の猫はアホかもしれないって事を、忘れてたみたいです。
 パパとママの、寂しくなってしまった部屋を賑やかにしたいという願望は、思いっきり叶えられます!!
 どかーん!!と思いっきりね。

2016-10-25 19:49

1.ぶんぶんキャッツが やって来る!

ハ〜イみなさん!! 私はブン。

アメリカンショートヘアーの女の子。年齢はヒミツ。

ブログを書くのは初めてです。

これから我が家のニャンコ達を、少しずつ紹介していきます。(いったい何匹いるんでしょ?)

まずは私。

パパとママは私と出会う前から、最初に飼う猫の名前をブンと決めていました(なんで??)

そして長い間探し回った後ついに、背中に漢字の文(ブン)という模様がついた私を見つけたんです!

きっとパパとママと私は、運命の赤い毛糸?で結ばれていたんですねー。 

2016-10-23