56.お留守番解放区

 お留守番をさせても寂しくないのが、多頭飼いの良さです。「ぶんぶんキャッツ」は寂しくないどころか、ママが居ないと何をしても大丈夫と思っているフシがあります。帰って来てドアを開けると、お出迎えではなく遊びの途中で通りかかったらしい猫が、「あれ! もう戻ったの?」という顔をしたりします。

 何をやっていたのか家中を確認して回らなければなりません。年下の猫達に悪事を仕込む馬鹿者が居るのです。壊れている物、盗まれている物、汚れている所などを調べますが、別の不良行為もありそうですね。

「ゴンゴンさんやめてくださーい!!」

 (あまり)異常が無ければ、外から持ち込んだ荷物の匂いを嗅がせます。犬や猫はより多くの匂いを嗅がせる程お利口になるのです。またパパやママが外出するのは狩りに行くのだと思っているので、まず戦利品を見せなければなりません。食べ物でなくても何か目新しいものを出せば、狩りが成功したと思うでしょう。ちょうど食事の時間ならすぐにゴハンをやります。狩りの上手な親だと尊敬されます。(毎日疲れて帰って何も出さない飼い主は、狩りがヘタなんだと同情されているハズです)

 ひとりでお留守番させているお家でも心配はいりません。元々イヌ科やネコ科の動物のほとんどは、赤ちゃんを残して何時間も狩りに出ます。子供だけでじっと待っていられる本能があるのです。「ぶんぶんキャッツ」のような“親の居ぬ間の乱痴気騒ぎ”もしないでしょうから、帰ったらお土産をやりましょう。いちいち何か買ってこなくても、ちょっぴりオヤツをやるとか、紙を丸めたものとか、あげられる物でいいんです。ご褒美があると分かれば、待ってるのが楽しみになりますからね。

 「ぶんぶんキャッツ」には紙袋の持ち手の紐を切り取り、何回か結んだ物を渡します。ボスのドンごろーのチェックが済んだら、すぐにまた大騒ぎが始まりますよ!!

2017-01-23 18:17 

51.多頭飼い円満法

「ぶんぶんキャッツ」は全員バラバラに我が家にやって来て、誰も血縁関係はありません。それでも一緒にゴハンを食べ、一緒に遊び、それぞれの寝床を共有して交替で使います。大人は小さい子を世話するし、誰かが困っているとゾロゾロ集まって来ます。
 オス達は毎日プロレスごっこで力関係を確認しますが、遊びの範疇です。今までに血が出るような怪我をしたのは一回だけで、大きな揉め事はありません
 ママは自分が編み出した「多頭飼い必勝法」で仔猫を選んだ成果だと自慢しています。

 猫達にも聞いてみましょう。

〇ゴンゴン「やっぱオレが面倒見てやった連中だからさ〜。みんないい子に育っただろー? オレって優秀なイクメンだな!」

〇ガンちゃん「私はシワワン星から友好大使としてやって来た者ですから、宇宙と地球の平和の為に精一杯努めております」

〇ドンごろー「オラはみんなの尊敬を集めるボスだんべ」「 オラの命令をちゃ〜んと聞いてりゃ間違いねーだよ」

〇おデン様「モチロンわらわの卓越した統治能力の賜物じゃ!」

〇ボンにゃん「おウチが上手く行ってるのは、全部ととちゃまのおかげなのよっ」

〇コバン「拙者が邪気払いに励み、良い気を招き入れておりますからな!」

〇ダンゴ君「ボス猫と女王様と旦那さんって、誰が一番エライんですかぁ???」

2017-01-11 18:36 

50.P・C・A・P (パソ・コン・アホ・ピーポー)

  年初からPCの不具合に悩まされているママ。きっとダウンロードだかインストールなる者の仕業です。他の人のブログを見に行くと、何人もがPC不調に陥っています。PC達も正月休みが欲しくて、ストライキに入っているのでしょうか??

 ママは電気が通っている物は、全部生きていると思っているので、いちいち名前も付けて可愛がっています。それなのに時々アップデートなどという反乱行為があり、見慣れたアイコンの顔つき(?)が、変わってしまいます。「前の奴はどこに行ったのじゃー」と慌てても遅く、新参者は決まって使い勝手が悪くなっています。慣れている方を使い続けたくても、「ナンチャラに対応していません」とか「ホニャララを入れないと使えません」とか、脅迫状(?)が届くのです。だいたいPC業界というのは、ネットに繋げなくて困っているのに「詳しくはHPをご覧下さい」だとか、一体どうしろと言うのでしょう。

 ママは突然話しかけてくるようになった「しり」という女にも、困惑しています。知らないうちに勝手に居着いてしまって「聞き取れませんでした」と声を上げます。人の話を盗み聞きしている上に、もう一度言えと命令するのです。カンジ悪いので追い出したいのですが、方法が分かりません。ネット上にはウインドーショッピングを、後ろから密かに観察している営業マン(?)もいて、買わなかった商品を後からしつこく勧めます。キモいです。

 動物なら何でも大歓迎なママなのですが、PCに住み着いている連中にはお手上げです。

2017-01-09 18:58 

46.ファイナル・ゾンビ・ナイトメア

今年もやります! 猫神シネマ恒例「年越しホラーナイト」

絶叫の瞬間に新年がやって来る!

恐怖の一夜が明けたら、そのまま猫島神社で初日の出を見よう!

今回の一本目は「イット・フォローズ」(怖いですよ~)

二本目は「死霊館 エンフィールド事件」(怖いですね~)

三本目は「ライト/オフ」(あ~怖い)

そして最後は新作「ファイナル・ゾンビ・ナイトメア

ーUFOが墜落し、調査機関によって封鎖された町の高校で、
 おぞましい連続殺人事件が起こる!
 殺したのは誰だ!
 ゾンビになって、次々蘇る被害者達!
 どこにも逃げられない!

〇アメフト部の花形クォーターバック

「俺はスーパースターになる男だぜ」

〇チームのキャプテン

「まさかオメェじゃないだんべ?」

〇いじめられっ子の転校生

「今に見てろよ!」

〇学園祭の女王

「あの音は何なのじゃ!」

〇しっかり者の生徒会長

「こっちに来る⋯!」

〇学年一の秀才

「あれは一体⋯!?」

〇イケてない宇宙オタク

「ぎゃああああっ!!」

ーこの中に犯人がいる!!
  町中が大混乱!
  追いつめられた生徒達の運命は?

COMING SOON!!

※それでは皆様また来年お会いしましょう!

2016-12-29 18:24 

44.ダンゴ君の贈り物

 下足番に降格されてからのダンゴ君は、おデン様のご機嫌を取ろうと一生懸命努力しています。シュレッダーの引き出しを開けて、紙くずを全部ぶちまけて見せた時には、おデン様もたいそうお喜びになりました。でも調子に乗ってコンセントカバーをかじり取って持って行こうとしたら、ママに見つかってすごく怒られてしまいました。

 それでもメゲずに何か献上品になる物は無いかと、毎日ブツブツ言いながら探し回ります。
「おデン様に差し上げるもの。おデン様に差し上げるもの⋯」「何をあげたら喜んで下さるかなー。やっぱ食べ物かな」「旦那様が食べてるアレがいいよなー」「アレを渡せたらきっと、お前はなんて狩りが上手なのじゃ、わらわの婿にふさわしいオスじゃ。なんて言われちったりして⋯」

 昨日はいつまでもパパにまとわりついて、トリの骨付きモモ肉を狙っていました。鼻先をペチペチ叩いて「ダメダメ」されても、ダンゴ君はなかなか諦めない性格なのです。

 このままでは、最近おデン様に気に入られ出したコバンにも、負けてしまいます。この家にやって来た頃、彼の半分の大きさしかなかったダンゴ君は、頑張ってゴハンをたくさん食べて追いつこうとしました。でも何故かコバンは、ダンゴ君が追いつきそうになると、突然ボワワンッ!と成長します。魔術が使えるのです。とてもかないません。

 ドンごろーはそんなダンゴ君に「おめの顔では、おデンに気に入られる訳がねえべさ」と言います。

「えー?そんな事ないですよ。長友さんだって可愛いアモーレと結婚出来るじゃないですか」「アモーレはオヤジ顔が好きなんだべさ。おデンは面食いだど。オラみてえなカワユイ男子にしか興味ねえだよ」
「そんな事ないやい! そんな事ないやいっ!!」

 ダンゴ君が騒いでいるので、意地悪なゴンゴンがやって来て言いました。「耳折れどうしは結婚出来ないって聞いてねーのかよ?」

「わああああああああん!!!!!」

ダンゴ君は涙を浮かべて、いつまでも転げまわっていたのでした。

2016-12-25 18:20