77.ママだったんだねっ!?

 多頭飼いでは後から来た子が、飼い主よりも先住猫になつく場合があります。我が家では幼児の時に相次いでやって来たゴンとガンがママにべったりで、この二匹より年上で来たギンさんを除き、みんな最初はゴンかガンになつきます。ゴンゴンは小さい子をとても可愛がるし、ガンちゃんは優しいからです。

 うちに来た子猫は、しばらくの間ママを給食のおばさんとしか思っていません(!) 撫でてあげようとしても「アンタだれっ!?」という顔で見上げたりします。遊んでくれる先住猫にしか関心が無いのです。そして眠くなったら一緒に寝てもらいます。これでは黙々とゴハンの準備をしたり、トイレの掃除をし続けているママに、注意が向かなくても無理もありません。

 ところがそのまま行くのではなく、何故かみんな大人になった頃から猛烈にママになつき始めます。理由もきっかけも不明ですが、ある日突然「ママ居たんだねっ! 僕のママなんだねっ!!」と20年ぶりに再会した親子(!?)のように抱きついて来たりします(意味わからん)「最初からママなんだけど〜」と言ってみても「ママッ! ママァァァッ!!」と今までの疎遠(?)を取り返そうとするかのような濃厚な親密ぶりを示すのです。

「お前達バッカじゃね?」とママは言ってますが、ママが大人猫に育児を任せっきりにしているせいだと思いませんか? 


 ダメですよね〜。

2017-03-23 19:00 

76.噛み猫矯正術

 見るとモフりたくなるドンごろーのお腹ですが、実は子猫の頃は触れませんでした。今のユル〜イ姿からは想像できない噛み付き魔だったのです。とにかくすぐ噛む子で、人間が困るだけでなく他の猫にも避けられていました。

 対処法としては噛み付く度に猫を置き去りにして、さっさとその場を去ります。足にまとわりついて来ても振り切って立ち去り、しばらくは相手をしません。これを徹底して繰り返します。(家族全員がやらないとダメですよ)

 ワンちゃんのようにクリッカー訓練をする方法もあります。噛んでいる猫が口を離した瞬間に、クリッカーを鳴らしてオヤツをあげます。噛むのを止めると褒めてくれると判らせるのです。(多頭飼いだと一匹だけ分離して教えるのが難しいの) どちらの方法も頭のいい子なら数週間で、ドンごろーの場合は一年以上かけてママがしつこく教えました。

 だいたい躾の上手く行かない飼い主というのは優しい人です。この訓練の場合は、小さな子が遊んで欲しくて甘えているだけなのに、構ってやらないのが可哀想になります。ママのように“非情な女”でないと無理だと思うでしょう。でも噛まなくなると、スキンシップが思いっきり出来るし「ドンごろー危機一髪」のような事態(異物誤飲)に、すぐ口を開けて確認出来るのです。おかげで今はドンのお腹だって、モフりたい放題ですよ。(モフってみたいでしょ?)

 ママはガンちゃんが小さい時 薬をやろうとして噛まれ、手のひらに穴があいた(!)事があります。

 ゴンゴンに至っては、毎日全身をバリバリ(!)しまくってくれました。

 どちらも頭の良い子なので訓練は簡単でしたが、皆を噛みまくって孤立したコバンのケースでは、ママが教えるだけでなく、ダンゴ君を投入してお友達との付き合い方を覚えてもらいました。

 あえてお腹や足など全身を触りまくり、口の中にも指を突っ込み、アグアグさせて慣れさせます。毎日これをやり続け、噛まないように教えたら、あなたの猫も「猫ぐるみん」です。

 ウチではどの猫でもオーケーですよ。

 モフモフしましょ。モフりましょ!

2017-03-20 19:36 

75.ダンゴ君は2度死ぬ

「ダンゴ! ダンゴはどこじゃ!」「相変わらず呼んでも来ない奴じゃっ!」(女王様の憂鬱)

 ダンゴ君はおデン様の声で「はっ!」と目を覚ましました。

 そして信じられない場面を見たのです。

「おデン様とコバンが⋯ちゅ⋯!?」「え⋯!!!!!

「そうかっ! 耳折れ同士は結婚出来ない。だからおデン様は僕を諦めようと⋯」「つらい決断をなさったんだなぁ」「だったら僕もおデン様を諦めて他の人を⋯?」「でもうちにはあとはボンにゃんさんしか居ない」「それなのに彼女は僕を嫌ってる⋯」

「僕を完全に無視するし、追いかけると怒るし⋯」

 ダンゴ君がブツブツ言い続けているとゴンゴンが声を掛けました。

「バーカ!」「耳折れと短足も結婚出来ないんだぜ〜!」

 ダンゴ君は固まってしまいました。

「え〜? 何て言ったの〜? 僕聞こえなーい! 僕知らないも〜ん」
「僕一生結婚出来ないなんてこと無いよね〜 」
 目付きがおかしくなっています。

「女王陛下のダンゴ君」「ダンゴ君大作戦」もお読みになると、ナルホド納得です!

2017-03-16 18:15 

74.陰陽師また昇進?

 コバンはおデン様の声で目を覚ましました。
「ダンゴ! ダンゴはどこじゃ!」「相変わらず呼んでも来ない奴じゃっ!」(女王様の憂鬱)

「ダンゴは夜回りと下足番で疲れ切って寝ております。拙者でよろしければ御用を伺いまする」
「乳母がわらわの鼻に毛玉取りジェルを塗りおっての。自分で舐めても取りきれないのじゃ」

「では拙者がお手伝い致しましょう。ペロペロペロ⋯」
「お前の悪霊払いはちっとも効かぬがな(ホラーマニアは嫌われる) 少しはわらわの役に立つのじゃぞ」
「ですが拙者は奥方様からオーバッカの称号を授かったのでござりますよ」
「なに⋯?」

「今までオーバッカだったドンごろー殿はチューバッカに格下げ出そうで」

「あぁ⋯それは⋯なぁ⋯」

「バーカ!」ゴンゴンが言いました。

「それはお前が大バカ者だって意味なんだよっ! ドンごろー以上のなっ!!」

「ううぅ⋯そんな⋯拙者は馬鹿ではござらぬっ⋯」

「まぁ⋯まだ若いのだし、修行に励めば大丈夫であろう」
 おデン様が慰めますがコバンは泣きやみません。 

「うっ⋯ひっく⋯ぐずっ⋯拙者は皆に馬鹿にされておったのか」 

 泣き疲れてフテくされたコバンは、すっかりブサ顔になってしまいました。 

2017-03-13 18:58 

73.MANGATRIX

 定年退職してからママに「猫本退屈男」などと言われていたパパは、暇にしていた訳ではありません。委託された色々な仕事や、自分の会社設立準備をしていました。1月末にやっと「MANGATRIX」という出版社を立ち上げ、第1弾の作品を準備中です。

 上の写真は会社のホームページのキャラとして「小嶋伸さん」に描いていただいた「まんぷくさん」のピンズ。小嶋さんが贈って下さったものなのに、ピンズマニアのママが速攻奪取して行きました。レア物でしかも猫なら、ママが見逃すはずはないです。

 パパは集英社でヤングジャンプの創刊スタッフから、ベアーズクラブやビジネスジャンプ・ヤングジャンプの副編集長を経て、ウルトラジャンブの創刊編集長を務めました。オタクに強い編集者と言われつつ、本人は全然オタクじゃないので困っています。

 2枚目と3枚目は、パパが出張で行った上海で撮って来た写真。

 ママが喜ぶので、仕事で行く先々で、猫を撮影して来るのです。

2017-03-10 20:34