49.レッツ・ゴー「東映時代劇」

  パパが子供の頃好きだった「東映時代劇」は、ツッコミどころ満載の楽しい映画ばかりです。洞窟に入るシーンと出てくるシーンで着物が替わっているなど、有名なエビソードがいっぱいあります。ママのお気に入りは「旗本退屈男」です。話はどうでもよくて(!?)市川右太衛門さんの踊りを見たいのです。
 物語が佳境に入ると必ずと言っていいほど、広い屋敷の一角に、大きなハリボテの置かれた舞台が出て来ます。中に右太衛門さんが隠れているお約束なのです。華やかな音楽が始まりハリボテが割れると、中から現れた右太衛門さんが、太っといボディで軽やかなステップを踏みます。アメージングなダンスです。

 ママは月形龍之介さんの、ビシッ!と腰の入ったカッコイイ殺陣にもシビれていましたが、真剣を使っていたと聞いてぶっ飛んでしまいました。品格のある立派なお方と思っていたのに、アブナイ爺さんだったのでしょうか? そういえば月形さんと笠智衆さんは、最初から年寄りでしたね(!?)

 この時代の映画でお色気を振りまくのは、女優ではなく男優の役目です。立ち回りの時ガバッと脚を開いて、ふんどしをピラピラ見せてくれる決まり(!?)になっています。東映以外でも「ふんチラの王」市川雷蔵さん他そうそうたるスター達が「ふんどしピラピラ」を披露しています。昔は男のハダカに価値があったんですね。

 ちなみにパパが見ていたのは「はやぶさ奉行」(遠山の金さん)です。ドンごろーとコバンが見ているのは「猫侍」ではありませんよ。(念の為)

2017-01-06 21:47 

48.バースデイ・ブルー

 昔々、三が日はすべての店が休業で、コンビニもまだ無く、お取り寄せも食品冷凍技術も発達していなかった時代。この時期が誕生日の子供達には大きな悩みがありました。
 冬休み中だし、それぞれの家ごとに帰省やいつもの予定があるので、お友達を呼んでお誕生会を開いもらうのは無理です。新年の恒例行事が進む中、おせち料理やお雑煮を食べ続け、バースデイ感というものが全く無いではありませんか。

 ママが子供の頃の実家では、暮れから親戚が集まって年越しの宴会が始まり、そのまま新年会になだれ込んで飲んだくれた大人達は、2日の朝はなかなか起きて来ません。やっと誰か捕まえて「今日誕生日なんだけど⋯」と言うと「お年玉をやったばかりじゃないか」と言われたりします。それでもプレゼントは貰えましたが、クリスマスと近いので「両方込みでいいだろ」などという絶対許せない提案もありました。

 しかし問題は別にあります。ケーキです。お正月にはケーキが手に入らない時代だったのです。ママは大人になるまでバースデイケーキを食べた事がありません。パパがホテルのケーキ屋さんに頼んでおいて、当日受け取って来てくれたのが最初です。

 何度か三が日生まれの人と知り合いになりましたが、みんな情けない誕生日の話で盛り上がりました。後になって思えば、華やいだ雰囲気のこの時期「おめでとう」を言い合う中での誕生日は悪くないものです。何より今はケーキが買えますからね。

2017-01-04 21:23 

47.ハッピー・ミャウ・イヤー

 穏やかな快晴の清々しい元旦の朝ママが最初に目にしたのは、トイレから大量に搔き出された砂と〇〇コロの山 (⋯⋯)「新年早々ウンが付いて良いわ」などと気を取り直したものの、今度はお雑煮に入れる餅を黒焦げに⋯。さらに毎年かかさず続けていた綺麗に詰めた重箱の撮影を、すっかり忘れて中身を食べ切ってしまった(!!) ママはおせち料理があまり好きではないので、一日で食べきれる量しか用意していないのです。

 去年の暮れようやくブログのサイドにメンバー紹介欄を設置して(これだけの事に2ヶ月もかかった!)意気揚々と2017年に突入しようとしていたママは、すっかり出ばなを挫かれて、昔何度も見た映画をまったりと見続けるヤル気のない初日を過ごしました。すぐに内容を忘れてしまうので、時間を置けば何回でも同じ作品を楽しめるお得な性分なのです(見始めて15分も経ってから、やっとコレ見た!と気が付いたりします)

 猫達はもちろん「今年は頑張りましょう」などとは全然思わないので、いつも通りのアホンダラぶりを思う存分繰り広げ、ぶんぶん家の先行きが思いやられる一年が、またズルズルと始まったのでした。

2017-01-02 19:24 

46.ファイナル・ゾンビ・ナイトメア

今年もやります! 猫神シネマ恒例「年越しホラーナイト」

絶叫の瞬間に新年がやって来る!

恐怖の一夜が明けたら、そのまま猫島神社で初日の出を見よう!

今回の一本目は「イット・フォローズ」(怖いですよ~)

二本目は「死霊館 エンフィールド事件」(怖いですね~)

三本目は「ライト/オフ」(あ~怖い)

そして最後は新作「ファイナル・ゾンビ・ナイトメア

ーUFOが墜落し、調査機関によって封鎖された町の高校で、
 おぞましい連続殺人事件が起こる!
 殺したのは誰だ!
 ゾンビになって、次々蘇る被害者達!
 どこにも逃げられない!

〇アメフト部の花形クォーターバック

「俺はスーパースターになる男だぜ」

〇チームのキャプテン

「まさかオメェじゃないだんべ?」

〇いじめられっ子の転校生

「今に見てろよ!」

〇学園祭の女王

「あの音は何なのじゃ!」

〇しっかり者の生徒会長

「こっちに来る⋯!」

〇学年一の秀才

「あれは一体⋯!?」

〇イケてない宇宙オタク

「ぎゃああああっ!!」

ーこの中に犯人がいる!!
  町中が大混乱!
  追いつめられた生徒達の運命は?

COMING SOON!!

※それでは皆様また来年お会いしましょう!

2016-12-29 18:24 

45.スットコランド・マナー

 スコさんは他の猫よりお間抜けです。どの種類の猫でも間抜けな面はありますが、スコには負けます。全員なんだかお馬鹿さんです。
 スコの先祖は野良だったはずなのに、こんなんでやって行けたのでしょうか? スコの国では人間も含めて、みんなのんびりしているのかも知れません。
 このスンバラシイ国を「スットコランド」と呼びます。スコのいる場所はどんな所でも「スットコランド」になってしまいます。

 スコの特徴として、肘掛けに肘を乗せる座り方「スコ座り」が知られています。他に「ミーアキャット立ち」もよくやります。高い所に飛び上がるのが、得意じゃないせいかも知れません。立ち上がったまま長い間遠くを見ています。

 足をピッタリ揃えて腹這いになる「スコ寝」も出来ます。スコ以外の猫にはまず無理な姿勢です。

 いつもエラそうにしているスコも、ご飯は何でも文句を言わずよく食べます。ただし食べるのもゆっくりです。

 人見知りで怖がりなのに、すぐに捕まってしまうのも良いところです。そして怖がりのくせにどうしてだか、道の真ん中で堂々と、無防備に眠ってしまいます。

「スットコランド」はいつも平和で、とても安全な国なのです。

2016-12-27 18:29