477.今年の桜はバーチャルにゃ

 皆様のところでは、もう桜は終わっているようですね。でもバーチャルな世界では、まだまだお花見できるのです。

 ※ここから下の画像はクリックすると大きくなります。

 上の3枚はリアル風景の中の目障りな要素を消してあります。消しゴムマジック的なものも進化して、違和感のない穴埋めをしてくれるようになったので、どの部分を消してあるか、ほぼ分からないと思います。

 上2枚は生成拡張で、元の写真より広げました。撮影する時に、余計なものを入れないようにすると、どうしても画角が狭くなり、残念になることがあります。フォトショの勉強を始めた最大の理由が、この生成拡張機能を使いたかったからです。

 AI画像というと、全てをAIが描くと思っていませんか? 実際にデザインなどの現場でよく使われているのは、部分的に改変する生成拡張の方です。

 ↑桜と左側の木を、運河沿いに植え直してみました。

↑左の桜並木は、砂漠化した未来でも生き残っているようです。

↑工事現場の壁がイヤだけど、池を作っていたのですね。

↑駐車場を川にするとか⋯。

↑オフィスビルを海の中に建て直すとか⋯。

↑ありふれた街並みを「人類滅亡 LIFE AFTER PEOPLE」の世界にします。

 もうすっかりバレてますが、加工前の何も調整していない画像はつまらないものです。これは写真を、加工素材として使えるか使えないかで判断して撮っているせいです。決して“ド下手”なせいではありませぬよ(ヘタだけど〜) むしろダメダメな写真をここまで作り込む腕の方を見て頂きたいです(ほとんどAIさんのオシゴトだけど〜)

 今年の桜写真をようやく撮りに行けたのは、春の嵐になった9日の夕方でした。左「自由の群像」菊地一雄は、千鳥ヶ淵公園にひっそりとあって良いのに、向こうに張ってある青い囲いが許せません。手前の柵も外して、AIさんに別の銅像「猫を見守る二人」を作ってもらいました

 たみゃち駅前にある可愛い桜。周りがどんなにゴチャゴチャで人が多くても、撮影しておきます。

 夢の中で見た風景を再現できるかもしれないのです。

2024-04-17